村上信五が柔道66㎏級日本代表決定戦の“真実”に迫る さらに高木美帆らウィンタースポーツ選手にインタビュー!
東京2020オリンピックで活躍が期待されるアスリートたちを特集するスポーツ番組「村上信五∞情熱の鼓動」(夜1:55-2:55、フジテレビ)。「フジテレビ系東京2020オリンピックメインキャスター」に就任した村上信五が、競技の最先端を走るトップアスリートにインタビューする番組で、これまでにバドミントン・桃田賢斗、体操・内村航平、柔道・大野将平をはじめとする数々のアスリートとの対談が放送されてきた。
放送開始から20回目の節目となる今回は、番組初の2時間スペシャル。今夏に迫る東京オリンピックの柔道66㎏級日本代表決定戦の“真実”をひもとく第一部と、同番組で、村上が初となるウィンタースポーツ選手へのインタビューを行った第二部の二部構成となっている。
第一部は昨年12月13日に行われた「東京オリンピック柔道66kg級日本代表決定戦」、阿部一二三選手と丸山城志郎選手によるワンマッチ決戦を徹底回顧。日本柔道界史上初となったこのワンマッチは、異例の24分の激闘の末、阿部が代表権を勝ち取った。同番組では初めて、阿部・丸山両選手にこの決戦に対するロングインタビューを実施。2人のインタビューや関係者の証言から、「24分間の真実」をひもとく。
柔道66kg級の東京オリンピック代表権を争ってきた2人は、ともに世界選手権の優勝経験があり、阿部は2017年、18年王者、丸山は2019年大会を制し、世界の中でも1、2位を争う実力者同士。2016年のリオオリンピック以降の戦績は丸山の3勝2敗と代表争いの状況は互角の中、日本柔道界史上初となるワンマッチ決戦が行われることとなった。
番組はその決定戦が行われた舞台、柔道の聖地「講道館」を村上、宮司愛海アナが訪れる場面から始まる。静寂に包まれた畳の上で村上は「試合前には(恐れ多くて)畳の上にあがることができなかったと思う。(当時は)画面を通じて見ながらも、講道館の中にいるような緊張感があった」と決戦を振り返った。
宮司アナが「どちらが勝っても負けても、見ている側にとっても複雑な感情でしたね」と話を向けると、「複雑以上の表現が出てこない。24分続くと思っていなかったし、終わりが来ないのではとも思った」と答えた。それだけに村上は緊張した面持ちで阿部、丸山それぞれのインタビューに臨んだ。