そんなアルバムの方向性を一瞬で伝えてくれるのは、リード曲にもなっている1曲目の「それでも願ってしまうんだ」。“今”を明確に意識した歌詞はUNISON SQUARE GARDENの田淵智也が、心が躍り出す賑やかなサウンドはクラムボンのミトが手掛けている。他にも、さかいゆうや土岐麻子、佐藤良成(ハンバート ハンバート)、たむらぱんら、様々なアーティストたちが豊崎からのラブコールを受けて参加している。
「田淵さんとミトさんはそれぞれ、これまでにもお世話になってきていたんですけど、お二人が一緒に曲を作るというのは、実は今回が初めてだったそうで。とても光栄だなって思いましたね(笑)。さかいゆうさんには身近にあるゆるやかな幸せを感じられる曲を作っていただけましたし、土岐さんにはロマンチックな都会の恋を描いた歌詞を書いていただけました。大好きな方々に素敵な曲を作っていただけたのは本当にありがたいことですし、今回は今までの自分だったら歌えなかったであろうタイプの曲にも挑戦できたのがすごくうれしかったです。曲順に至るまで、自分なりのこだわりを詰め込んだアルバムは、リリースされた瞬間からは聴いてくださるみなさんの曲たちになると思っています。なので、日常の中のいろんなシチュエーションに合わせて、自由に楽しんでいただけたらなと思います」
皆さんを新しく楽しい世界に、満天の星空の元に引っ張っていけるよう頑張ります!
7月17日(土)に神奈川・神奈川県民ホールで、7月24日(土)・25日(日)には、東京・中野サンプラザ 大ホールにて、久しぶりとなる有観客コンサート「LAWSON presents 豊崎愛生 コンサート2021~Camel Back hall~」の開催も決定。豊崎愛生から放たれる生の歌声の魅力もぜひ味わってみて欲しい。
「久しぶりのコンサートでは、新曲はもちろん懐かしい曲もたくさん歌う予定なのでちょっとドキドキなんですけど(笑)、皆さんを新しく楽しい世界に、満天の星空の元に引っ張っていけるよう頑張ります!」
(取材・文 / もりひでゆき)
【アルバム『caravan!』配信先の一覧】https://mra.lnk.to/x1g5d9Ct
【豊崎愛生 オフィシャルホームページ】https://www.toyosakiaki.com
※エンタメカルチャー誌「別冊カドカワScene 07」に、豊崎愛生の特集を掲載!