「あなたの人生は私がつくるものじゃない」
しかし、物語は急展開を迎えた。
プレゼンを無事に終えた航(渡邊圭祐)は、「これからもそばにいて、いろんなことを教えてもらいたいんです。泉美さんのことが好きです」と告白。ところが、泉美(比嘉愛未)の答えは「あなたは私から卒業しないと…」「あなたの人生は私がつくるものじゃない。あなた自身がつくるものだから」というものだった。
泉美はインターンとして働く杏奈(白石聖)が航を好きなことを知っていることもあった上で、航をさらに羽ばたかせようとしたのだ。
泉美たちが最初に作った乙女ゲームに盗作疑惑が持ち上がったとき、動揺する社員たちに「私たちは間違っていない。その事実があれば十分だよ」ときっぱり言った泉美。仕事に関する判断は的確だが、自分の心にはどうなのだろうか。
航のいなくなった部屋で一人涙を流す泉美の姿が切なかった。
第8話は9月2日(木)に放送される。泉美らの「ペガサス・インク」が発表した新作乙女ゲームは大ヒットし、そのプランナー兼デザイナーである航は乙女ゲーム界のプリンスとして注目されるまでに成長する。そんな中、声優のアフレコスケジュールでトラブルが発生する。
(文=ザテレビジョンドラマ部)