「俺は一緒に生きていきたいって思ってる」
部下の有栖川(瀬戸利樹)から「泉美さんのこと好きですよね」と言われた光井。実は有栖川は光井のことが好きで、よく見ていたからこそ分かったことで、なんとも心痛い場面ではあったのだが、有栖川は「ちゃんと自分の気持ち言わないと、伝わんないですよ、あの人」と背中を押した。
仕事を楽しめなくなっていることに苦しむ泉美に光井は「自分の気持ちにうそをついて、ふたをしてしまっている」と指摘。すると泉美は航から告白されて断ったが、本当は航のことが好きだと明かした。
それに切ない表情を見せていた光井は「俺もうそついてた。正直にならないとな」と意を決し、「泉美ちゃんが好きなんだ」と告白。
そして「今までずっと…、そしてこれからも…、俺は一緒に生きていきたいって思ってる」と続けた。それは、泉美が航を成長させるために「一緒に生きていくことはできない」と言ったことに対抗するかのような言葉だった。
大人だからこそ、さまざまな状況判断から打ち明けられなかった本当の思い。その中で切なさと覚悟が入り混じった泉美と光井の告白シーンに心が揺さぶられた。
物語は終盤を迎えるが、光井にヘッドハンティングの話が持ち上がっているのも気になるところ。泉美と光井の恋に進展はあるのか。泉美と光井の告白を陰で見てしまった航の動きにも注目だ。
第9話は9月9日(木)に放送される。「ランタン・ホールディングス」社長の十蔵(船越英一郎)から呼び出された泉美は、ランタンの傘下に入らないかと持ち掛けられる。傘下に入れば資金力は飛躍的に増え、航らが企画する新しいゲームの開発も可能になる。しかし条件として、売り上げが低下している「ラブ・マイ・ペガサス」のサービス終了を提示される。
(文=ザテレビジョンドラマ部)