「ドラゴン桜」が作品賞&「大豆田とわ子―」は5部門受賞! 第108回ドラマアカデミー賞結果発表
2021年4~7月に放送されたドラマを対象に開催した「第108回 ザテレビジョン ドラマアカデミー賞」全9部門の受賞作・受賞者が出そろった。最優秀作品賞は阿部寛主演で16年ぶりの続編となった「ドラゴン桜」(TBS系)が受賞。同作は、東大を目指す高校生の姿が感動を呼び、「前向きな内容で夢と希望を与えた」、また「続編だが日曜劇場テイストになり新鮮」と支持された。作品賞に加えて、阿部も主演男優賞を獲得している。
主演女優賞に輝いたのは、「大豆田とわ子と三人の元夫」(フジテレビ系)の松たか子。離婚後も3人の元夫たちに振り回されながらも日々奮闘する姿に「愛らしい」「応援したい」との声が上がった。同作は、脚本賞(坂元裕二氏)、監督賞(中江和仁D、池田千尋D、瀧悠輔D)も受賞。さらに、STUTS & 松たか子 with 3exesとして出演者たちが歌唱に参加した「Presence」がドラマソング賞、ナレーションを担当した伊藤沙莉がザテレビジョン特別賞に輝いた。
助演男優賞は、「リコカツ」(TBS系)の永山瑛太。堅物な自衛官をコミカルに演じ、高い評価を集めた。助演女優賞は、「コントが始まる」(日本テレビ系)ので主人公らお笑いトリオ・マクベスの“ガチファン”を演じた有村架純。「推しがいる人なら共感できるリアルな演技」と好評だった。