同作の感想を聞かれた櫻井は、「まるで客席にいるように体感できると同時に、会場では味わえない興奮や距離感も感じられます」と回答。
続けて「いつものコンサート風景を撮影してもらうのがライブDVDですが、今回は撮影のために集まってもらったもの。我々嵐・スタッフ・ファンの方みんなでひとつの作品を作ろうと製作した作品なので、“チーム嵐”の熱気を感じてもらいたいですね。まさに総力戦でした」と語った。
127台のカメラで多角的に撮影!
撮影に使用されたカメラの総数は127台とのこと。125名のカメラマンが撮影に参加したことについて「現場で『この日だけは映画の撮影が止まってる」と冗談半分に言っていました」と櫻井が言うと、すかさず堤監督が「それ、リアルです!」と反応。「カメラマンはもちろん、アシスタントやスタッフを合わせると数百名が東京ドームに集まっちゃったので、そういう(映画の)世界にしてみたら『えらい迷惑』ですよね(笑)」と言い、会場の笑いを誘った。
127台のカメラを使ったことについては「5×20だから、100はいるなと思って」と堤監督が言うと、「そういうことだったの?」と櫻井は驚きの表情。
監督は「メンバー一人ひとりを多角的に、そして撮り忘れている時間をなくそうと思うと、127台でもちょっと少ないかなと感じるほどでした」と言ったものの、撮れた映像については「そこに嵐がいるような雰囲気を作ることができました。ちょっとした手と手の触れ合いや、肩にポンと手を置くシーンなど『嵐っていいな』と思えるカットが撮れたので、この台数を使って正解だったなと思います」と言い、満足気な表情を見せた。
さらに櫻井は、「監督が粋だなと思ったのが、125名のカメラマンのほとんどを過去に我々と仕事をした方を集めてくれたこと。温かく撮影ができました」と告白。そして「(東京ドームの)裏側はNASAみたいな感じでモニターがずらっと並んでいて…」と当日の裏側も明かした。
監督はそんな裏側について「松本くんから『これ(モニター)絶対全部チェックできてないですよね?』とツッコまれました(笑)」と松本潤とのエピソードを話した。