今回で31回目となる同映画祭は、9月16日から20日(月)の5日間にわたってオンラインで開催。全72作品がラインアップされ、「ファンタスティック・ゆうばり・コンペティション部門」「インターナショナル・ショートフィルム・コンペティション部門」のグランプリなどを選出・表彰する。
セレモニーでは、映画祭作品のゲストとして、「ATEOTD」「COMPLY+-ANCE コンプライアンス」の齊藤監督、「ピアノ ーPiano-」の清水監督、「逢いたい」に出演する木下が登場。
齊藤監督は「北海道・夕張で、冬に雪の積もる中、夕張市民の方たちとお会いするのが恒例だったので、東京・汐留からこの時期にオンラインで開催されて、そして参加させていただいているというのは新鮮な感じがしますが、こういう時代だからこそオンラインも含めたつながりで、いつも僕が頂いている太陽みたいな温かい人との映画を通じた交流を、今回の映画祭で多くの方に届けていけたらと思います」とあいさつ。
また、清水監督は「自分が映画を撮る前から、ゆうばり映画祭のことは『すごい名作がたくさん生み出される』といろいろ聞いていたので、今回参加できてすごくうれしいです!」と笑顔で語った。
ほか、木下は「撮影は2年前だったのですが映画自体撮ったことがなくて、お芝居もまだ始めたばかりだったので不安もすごくあったのですが、主演のユー・フェイホンさんや監督もすごく優しくて気軽に話し掛けてくださって、なんとか乗り切ることができました」と撮影を振り返り、作品について「本当に美しい景色がたくさん見られる作品になっています。普段入れない酒蔵でも撮影させていただいたので、その部分とかもぜひ注目していただきたいです」と明かした。