「尖ってた頃」や「青春事件簿」…ここでしか聞けない人気芸人のホンネが飛び出す
オープニングでは、おぎやはぎが東京03の冠番組「東京03とスタア」(10月3日[日]スタート、毎週日曜昼1:45-2:15、日本テレビ)の話を振った。飯塚は佐久間宣行プロデューサーに感謝を述べつつ、開始数分で涙目。そして、「今は飲みにも行けないからお笑いを語れるのはここしかない。この場所を作っていただきありがとうございました!語りましょう!」と乾杯の発声をした。
「お笑い青春尖っちゃった事件簿」では、尖っていた頃のエピソードが語られた。田中はアンガールズの「ジャンガジャンガ」の誕生秘話や、FUJIWARA・藤本敏史のバラエティー番組に取り組む姿勢に感銘を受けた話を披露。そして、岩井は若手時代にネタの指摘を全て無視していたことを告白した。その話に劇団ひとりはうなずき、名プロデューサー・秋元康からアドバイスを受けたと意外なエピソードを話した。
そして、「俺のお笑い青春事件簿ベスト3」では、転機となった事件をそれぞれが告白。飯塚は「感謝祭事件」の裏側を語る。事件後に、ビートたけしや明石家さんまが「事件をいじってネタにしてくれてありがたかった」と振り返った。すると、今まで語られなかったが、事件勃発のきっかけを作ったのは田中だったという疑惑も浮上する。
また、岩井は「ゴッドタンでの腐りいじられる事件」と題し、今の岩井のポジションが確立した事件を発表。この事件をきっかけにやりやすくなったと話した。そして、「おぎやはぎさんはかわいがってくれるけど、僕に何も与えていない」と語り、「見出してくれたのはひとりさんかもしれない」と振り返った。
イベントだからこそ、「ここだけの時間」を共有する充足感
最後は、ひとりが「今度会ったときは今日話したことは忘れようね!」と出演者に呼びかけ、矢作兼は「普段はなんにも考えてないよね。お笑いのことなんか!」と照れ笑いをした。
イベントだからこそピー音なしのぶっちゃけトークも飛び出し、大いに盛り上がりを見せた。先輩の昔話を聞いたり、後輩の相談に乗ることも減ったコロナ禍の現在において、誰かとお酒を飲みながら語り合っているような感覚で聞くことができた。視聴後は、飲み会後のような充足感を得ることができるイベントだった。
なお、同オンラインイベントは10月3日(日)までZAIKOにてアーカイブ配信される。