原作者・西尾維新コメント
最も現実離れした探偵団として書かれた美少年達が、最も現実に近い舞台というステージで躍動することに、驚きと喜びを禁じ得ません。
果たして壇上では、どういった『美食』が饗され、如何なる『美声』が響き、どれほど『美脚』が輝き、幾重の『美術』に彩られ、なんたる『美学』が語られるのか?
観客席から、皆さまの『美観』を通して、次元を超えた美少年探偵団の美しいチームワークの目撃者となっていただければ幸いです。
ストーリー
校内のトラブルを非公式非公開非営利に解決するとうわさされる謎の集団「美少年探偵団」。メンバーは団長・双頭院学(阿久津)、副団長にして美声を操る生徒会長・咲口長広(立花)、料理上手の不良・袋井満(永田)、学園一の美脚を誇る足利飆太(奥田)、美術の天才・指輪創作(北川)。
中等部二年の瞳島眉美(齋藤)は十年前に一度だけみた星探しを「美少年探偵団」に依頼する。個性が豊かすぎて、実はほとんどすべてのトラブルの元凶ではないかとささやかれる五人の「美少年」に囲まれた、にぎやかで危険な日々が始まる。
眉美が依頼した「星」の正体とは? 眉美が拾ったサラリーマンのとんでもない落とし物の「謎」とは?