舞台を見に来る前日は、めちゃくちゃ休んでください!
――前作も今作も座長を務められますが、座長に必要なものは何だと思いますか?
木津:「自分がこうだからみんなとうまくやれているんだろうな」と思うのは、自分よりもみんなのことを大切にするというところです。誰かが苦しんでいたら助けるし、声も出すし。もちろん挨拶をさせていただいたり、舞台の真ん中に立ったりということもありますが、座長って結局形だけで、僕は「みんなで行こうよ!」というタイプ。“自分よりみんな”という気持ちが伝わっているんじゃないかなって、特に前作では思いました。
――ちなみに、木津さんが今まで出会った中で「この人はすごい!」と感じた座長はどなたですか?
木津:「こういう感じなのに、何で楽しいんだろう?」と思ったのは崎山つばさ兄さんです。崎山兄さんは口数も少なくて、大人しめの方で。でも自由にやらせてくれて、僕たちに対して何も言わないんですよね。もちろんお芝居のことで「あそこはこうしよう」という話はするんですけど。ただ本人も芝居にアツい方なので、僕が「今日の絡み、めちゃくちゃ良かった!気持ちいいー!崎山兄さん、何かいいことあったのかな?」と心の中で思っていたら、兄さんが「今日ヤバかったな」と言ってくれたりして。みんなが楽しくなるようにしっかり周りを見てくれていて…そういうところなんだなって思いました。ステキな人です。器がデカ過ぎます!ちゃんとイジれるし、イジってくれるし(笑)。
――それでは最後に、「血のハロウィン編」へ向けた意気込みを教えてください!
木津:自分たちが思い描く未来に今は向かっていないかもしれませんが、この作品を見ると“一つでも変えられるものがあるんじゃないかな”と思うし、明日を生きる活力になると思います。舞台「東京リベンジャーズ」ならではの熱量や舞台で生きている役者たちを見にきていただきたいです。家で映画やアニメを見るのも楽しいですし、僕も好きなんですが、舞台で生で感じるものもあるよと伝えたいですね。
それから、舞台「東京リベンジャーズ」を見に来る前日は、めちゃくちゃ休んでください!疲れます(笑)。パワー、熱量に押し戻されると思います。なので「よっしゃ、見るぞ!」という気持ちで来ていただきたいですね。
■舞台「東京リベンジャーズ」-血のハロウィン編-
大阪公演(COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール):3月18日(金)~21日(月)
東京公演(サンシャイン劇場):3月25日(金)~4月3日(日)
脚本・演出=伊勢直弘
出演=木津つばさ、植田圭輔、上田堪大、赤澤燈、花瀬琴音、野口準、中尾暢樹、相澤莉多、中島大地、新田健太、菊池修司、結城伽寿也、陳内将、松田凌ほか
※3月21日(月)の2公演と4月3日(日)の2公演はDMM.comにてライブ配信も実施予定
(C)和久井健・講談社/舞台「東京リベンジャーズ」製作委員会