特別編だけの感動シーンも!
松から見た世界は、メインストーリーでは描かれなかったシーンも盛り込まれていた。例えば、剛が「数々の暴力行為を行っている危険人物」として退学の危機にあったとき、伍代と大丸は別の学校の生徒であるにも関わらず、白百合高校の教師に退学撤回を懇願していた。行きつけの中華料理店で伍代たちは「人のために頭下げるなんて人生で初めてした」、「オレもだよ」としみじみ。「なんだかんだいって難破のおかげで高校生活楽しかったんだよなぁ」と、剛との出会いに感謝していた。
また、松はお茶のポスターに写る“イケおじ”の顔に、ふと釘付けとなる。前からご本人登場とばかりに歩いて来るのがポスターと同じ、声優で俳優の津田健次郎だったのだ。松が「あれ!? ポスターの人だ」と心の声を漏らすと、津田は「今、ポスターの人だって思ったろ」と同じ声で話しかけた。松の声を担当しているのが津田本人だからである。松は特別編にして、初めて声の主と初共演を果たしたというわけだ。
その後、無事に松の誕生日サプライズパーティーが行われ、いつもの明るく楽しい難破家に戻った。
SNSには「ナンバが終わっちゃって寂しい」「ツダケンさん、松に会えてめっちゃ嬉しそう」「伍代と大丸のシーン、何気に感動しちゃったよね」「続編希望。本当に」など、通常回と変わらぬ勢いで、ファンたちからの書き込みが続いた。