――昨年の10月から連ドラに出演していない月がない状態が続いています。それは周囲の期待の表れでもあると思いますが、ご自分ではどう感じていますか？
今は自分のお仕事の内容がどういうふうに展開していくのか、一番ワクワクしている時期かもしれないです。期待していただけるように、一つ一つの役を大切にしていきたいです。
――作品が続くと役により違いを出したくなりますか？ それとも、そんなことは気にせず、ただ役に集中したいですか？
両方ありますね。同じにならないように、というのは始めた時からずっと頭のどこかで思っていることだと思います。それと同時にナチュラルにお芝居をすることも心がけていきたい。映画とドラマでは求められるお芝居が少し違ったりしますが、どっちもやりがいがあるので、試行錯誤しながら、取り組んで行きたいと思います。
――ちなみに役はひきずらない方ですか？
「未来への10カウント」は引きずりました！ スポーツ系って無理みたいです(笑)。まだ引きずっていて、まだみんなに会いたい。一緒にボクシングを練習してましたし、玉乃井として本気でみんなとインターハイ目指していたので、クランクアップで初めて嗚咽しながら大号泣しちゃいました(笑)。
――そういう作品と出会えるのは、うれしいことですよね？
はい。今回も“ドリポニ”メンバーと頑張っていけたらと思いますし、海斗がどんなふうに皆さんに絡んでいくのかも気になるところ。第2話以降も注目してほしいです！
――さて、連載のスタートから1年経ち、ついに最終回となりました。ご覧になった方からの反響はありましたか？
インスタのDMに、「連載見ました。クレイアニメいつか見たいです」とか、僕以外の俳優さんのファンの方、例えば“みらてん”(「未来への10カウント」)の山田杏奈ちゃんのファンの方から「普段見られない顔です。ありがとうございます」と言ってもらえたりしました。俳優さんや女優さんから、「写真撮ってほしい」と言われることもあって、うれしかったです。
今後もカメラを新調したりしながら、撮り続けていきたいと思っています。旅行に行った時には自然の写真も撮りたいですが、買い換えるときには人物に特化したレンズも一緒に買うと思います。いつかはLeicaのカメラも買ってみたいですし、自分で撮った写真で写真集も作ってみたいので、撮り続けて行きます。
――今度も楽しみにしています。1年間ありがとうございました！
取材・文＝及川静
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