子どもが生まれたことによる変化を明かす
――有野(晋哉)さんとされるコンビでの仕事と濱口さんだけの仕事では、自身のポジションを変えていたりするものですか?
基本的に僕は何も変わらないんですよね。コンビの仕事の時は打ち合わせをしながら、僕が出なければならない時は僕が出て、逆に僕が出ない方がいいなと思う時は有野が出る場合もあります。その辺はコンビなので、臨機応変にやっています!
そんな感じでピンの時も番組の打ち合わせによって、自分がどうあるべきなのかを決めることが多いかもしれません。
――お子さんが生まれて大きな変化があったかと思います。濱口さんは子育てにどのように関わっていらっしゃるのでしょうか?また子育ての理想などがあれば教えてください。
意識的な変化で言えば、とにかく奥さんが心配でしょうがないですね。ずっと一日中、子どもの面倒を見ているので、「子育てってこんなに大変なんだ」と改めて実感したのですが、僕は仕事に行くことで家を出たら気持ちが仕事に向くので、気持ちがいつでもリセットされるんです。
でも、奥さんはリセットされるタイミングがほぼなく、育児のことだけを考えて子どもとずっと一緒にいるので、どこかしらにストレスはあるんでしょうけれど、そんなふうには見せないんです。なので、なおさら心配でたまらないです。
少しでも奥さんの負担を減らせるように、基本的に仕事がない日や仕事が終わって帰った時は、僕が進んで育児をしながら、子どもと過ごすようにしています。僕自身は僕にできる限りのことをやってはいるのですが、「僕はちゃんと父親として、そして彼女の夫としてちゃんとやれているのかな」とは考えることはできても、実際のところは奥さんに聞かないと分からないです。
だからこそ、「僕は家事も育児もちゃんとやってます!」と断言はできませんが、仕事から帰ってきて、「疲れているから僕は何にもしません!手伝いません」ということだけはしていないと断言できます。
――貴重なお話ありがとうございました。最後に視聴者の方にメッセージをお願いします。
僕はテレビとかラジオとかでお笑い芸人さんたちが楽しくしているのを見たり、聞いたりして、「ええな、楽しそうで。僕もこんな世界に行ってみたい」と思ってお笑いの世界に飛び込みました。そんな経緯もあり、今回の「ダウンタウンDX」を見て、少しでも視聴者の方が、僕が学生時代に思ったことを感じてくれたらいいなと思っています。
なんだかんだ、どの事務所に入ったとしても、「どの芸人も笑っていて結局楽しそうじゃん!」と僕自身は収録をしていて感じたので、皆さんにも「お笑い、楽しそうじゃん」と思っていただければうれしいです! ぜひご覧ください。