宇野昌磨、坂本花織ら日本チームが「フィギュアスケートグランプリシリーズ」に闘志を燃やす
紀平選手が掲げる目標は「復活」
3年ぶりにグランプリシリーズ出場を果たす、2018年のグランプリファイナル女王・紀平選手も前向きな姿勢を見せる。トリプルアクセルを武器に日本女子のエースとして好成績を残してきたものの、昨シーズンはケガの影響もあって試合に出場できなかった紀平選手だったが、その間に大きな財産を得たという。
会見では「昨シーズンは、もし普通のシーズンを送っていたら経験ができなかった学びがすごくたくさんありました。自分の中で追い込みすぎず、柔軟な考えができるようになってきました」と明かし、「学びを活かす」をテーマに復活を宣言。
「まだ状態的には、完全復活を目標には挙げられないかなと思います」としながらも、しっかりとした口調で「復活を目指して頑張りたい」と話し、会見場を沸かせた。
それぞれが大会に向けて闘志を燃やす
さらに、佐藤選手は「安心・安全・安定」、河辺選手は「ベストな演技をして表彰台を目指したい」、アイスダンスの美里選手&尊選手ペアは「自己ベスト更新」と、それぞれ今の己と向き合った末に見いだした目標を掲げ、日本チームはグランプリシリーズやファイナルへの闘志をにじませた。