ふぉ～ゆ～・福田悠太が、1月14日に東京・EX THEATER ROPPONGIで開催されたオフ・ブロードウェイ・ミュージカル「悪魔の毒毒モンスターREBORN」の初日囲み取材会に登場。共演の平野綾、林翔太、宮原浩暢(LE VELVETS)、霧矢大夢と共にトークを展開した。
“音源”リリースへ期待
初演に続いてメルビン・ファードIII世／悪魔の毒毒モンスターを演じる福田。リポーターから「最近福田の歌がうまくなったと評判だ」と伝えられると、福田は「最近ふぉ～ゆ～が乗ってきちゃっているんですけど、その一つの要因として、僕の歌がうまくなってきたのももしかしたらあるのかもしれないですね」と満更でもない様子で語り、「歌がうまくなってきたイコール、ふぉ～ゆ～としての音源的なものが…発売になる可能性も近づいてきているのかな…？と思うんですけど、今のところまだ話はありません」とおどけ交じりに、“音源”リリースへの期待をにじませた。
そんな福田の歌声について感想を求められた、元宝塚歌劇団月組トップスターの俳優・霧矢が「音程というよりも、心情で伝わってくる…」と語り出すと、すぐさま福田は「ちょっと待ってください。音程じゃなくてって、それせりふじゃん！」とツッコミを入れ、一同から笑いが。
それに対し、霧矢は「でも、ドラマが伝わってくるなと。切なさは倍増していて…。ちょっと切ないシーンがあるんですが、ただ単に疲れているのかもしれないんですけど、裏のセットでもじーっとしているくらい、感情を入れ込んで頑張っています」とフォロー。
それを受けてリポーターから、(疲れるような)つらいことでもあったのか？と問われ、福田は「そうですね…年明けた時、KinKi Kids兄さんからお年玉をもらうのを忘れました。それが引っかかっていますね。(もう1月14日だが)まだ引きずっているので、来年2年分もらおうかなと思います」と言って笑わせた。
歌って音程が全てじゃない
一方、ボーカルグループ・LE VELVETSのバリトン担当である宮原は、福田の歌声について「ソロ曲2曲ほどあるんですけど、本当に伝わってくるというか、この前稽古場で涙を流しながら歌ったんです。感情のコントロールをしながら、歌を極めていく姿勢が心を打ちました。僕が客席側で見ていたんですけど、いい歌を歌いますね」と絶賛。
肝心の“音程”についての評価を求められると、宮原は「音程もフラット感とか、ちょっと高い感じが逆に心情を伝えているんじゃいないかな…。ええ、でも、歌って音程だけじゃないじゃないですか。音程をばっちり歌うときもあるんですけど、それだとちょっと物足りなくなっちゃう時もあったりして…」と若干言葉を濁す。すると、福田は「すいません。こんなことしている場合じゃなくて、音程の練習をしないと」と帰ろうとし、宮原から「大丈夫。バッチリ。バッチリ」と引き留められていた。
最後に福田が「皆様、ミュージカル『悪魔の毒毒モンスターREBORN』東京はEXシアター、大阪はサンケイホールブリーゼで炸裂させていただいております。見たことがない舞台が見られると思います。ぜひ劇場でお会いしましょう、よろしくお願いします！」とファンにメッセージを送り、締めくくった。
![ダンススクエア vol.34 [COVER:ふぉ~ゆ~] (HINODE MOOK 560)](/assets/v3/img/lazyimg.gif)
