「サンサーラ」の歌い手が交代 “ハイジ”の歌声で話題になったWONが担当<ザ・ノンフィクション>
ドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」(毎週日曜昼2:00-2:55、フジテレビ※関東ローカル)の代名詞とも言える番組テーマ曲「サンサーラ」の歌い手が3年ぶりに交代される。新たな歌い手は、2022年夏、家庭教師のCMで「ハイジの歌声は誰?」と話題になった歌手・WONに決定した。2023年の初回放送となる1月15日(日)からWONが歌う新たな「サンサーラ」が流れる。
2003年に番組テーマ曲として誕生
「生きて~る 生きている~」のメロディーで親しまれている「サンサーラ」。サンスクリット語で「輪廻(りんね)転生」を意味するこの曲は、同番組の番組テーマ曲として2003年に誕生。当時のチーフプロデューサーがアシスタントディレクター時代の1992年にインドをロケ中、朝もやのガンジス川を眺めながら、サビの歌詞とタイトルを思いついたという。以来、中孝介、竹原ピストル、suis from ヨルシカら、9組のアーティストが歌った名曲をWONが歌い継ぐ。
「自分の歌声が次の誰かへつながるように…」
2021年2月、突如YouTubeにMVを公開し注目されたWONは、昨夏の家庭教師のCMで、「アルプスの少女ハイジ」のハイジの歌声を担当。CM公開直後から「あの歌声は誰なのか?」と大きな話題となった。切なさと力強さを合わせもつ唯一無二の歌声を武器としており、エモーショナルな表現力ができる実力派シンガーだ。
WONは「この曲は本当に曲名の通り、いろんな人の手や声によって“輪廻転生”を繰り返しているんだなと感じました。なので等身大の私をぶつけるように、自分の歌声が次の誰かへつながるように願いながら、精いっぱい歌わせていただきました!」と語った。