夏木マリ、息子役・川上洋平にメロメロ「ただのファン」
夏木演じる響子は、夢を追う空豆と音を見守るという役どころ。改めてどのような存在かと問われると「私は65歳という設定で、そして資産家で大きなお家を持っていますので、才能ある子たちにお家を提供するっていう、懐の広い、大胆なおばさんです。でも、親身になるかなと思ったら『じゃあ頑張って!』ってどっかに行っちゃったり。だから…寮みたいな感じね、寮母?どっかで聞いたことがあるな」とにっこり。
前のクールで放送されていた「君の花になる」(2022年、TBS系)では、寮母役の本田翼と対峙するシーンの多かった夏木。思わぬワードが飛び出すと笑顔を見せながら「寮母じゃないです!」とすぐに訂正していた。
また、本作では息子役で[Alexandros]のヴォーカル・ギター担当の川上洋平が出演。「ただのファン」と公言する夏木は「彼ならではのシーンがいっぱいある」と明かしつつ、「30歳で彼を産んでいる設定なんですが、一人息子を結婚させたくないんですよ。だけども本当にそんな感じ、『誰にも取られたくない』っていうファンの心境」と語り、すっかり川上にメロメロな様子だった。
ドラマ誕生秘話が明らかに「“夜”じゃなくて“夕暮れ”だった」
会見の終盤では、ドラマタイトルが最初は「夜に、手をつなぐ」であったことを北川氏が告白。理由について「自分の中で、若者の話を書きたいという気持ちが尽きないんです。今の若い子って夜なのかなという感じがなんとなくあって、夜に孤独な若者たちが手をつなぐという話を最初は考えたんです」とコメント。
北川氏の頭の中にあった「夜に、手をつなぐ」では、主人公がもっと暗い役であったため、広瀬に出演してもらいたいと考える中で、変化が生まれていったという。
「はつらつとして、でも悲しいっていうのがちょっとだけ垣間見える、という役の方がいいかなと自分の気持ちが変わってきたときに、相手役を廉くんやってくれないかなと思っていて。私は、King & Princeが出たときから、永瀬廉くんのことをいいなと、狙っていたんですけど、この2人のカップリングすごく良いんじゃないかと思った時、“夜”じゃなくて“夕暮れ”だったんです」と、作品の誕生秘話が明らかに。
広瀬と、永瀬、二人をイメージしたことで今作のストーリーが生まれたと知った二人は驚きの表情を浮かべながらも、どこかうれしそうにほほ笑んでいた。
Universal Music
発売日: 2023/01/18