女優デビュー作だった清原果耶
2014年に開催された「アミューズオーディションフェス2014」で、応募者3万2214人の中からグランプリを獲得して芸能界入りした清原。彼女にとって「あさが来た」は記念すべき女優デビュー作だった。
役柄は、あさと姉のはつのお付きとして働く女中のふゆ。物語の中であさとはつを支える存在として活躍するふゆだが、あさの嫁ぎ先である大阪の両替屋・加野屋で働くうちに、新次郎に恋心を抱くようになる。
当時13歳だった清原は、同作において別の役のオーディションで落選するも、NHKスタッフから「女優になるべくしてなる方」などと評され、ふゆ役を託されたという。
「あさが来た」以降も、清原は朝ドラに出演し続け、2019年度前期の「なつぞら」では広瀬すず演じるヒロインの生き別れの妹、2021年度前期の朝ドラ「おかえりモネ」では、ついにヒロインに抜擢されている。
このように、今振り返ってみると「あさが来た」は、現在は主役キャスト級の女優陣が脇を固める非常に豪華な作品と言えるだろう。小芝や吉岡、清原のシーンに注目して同作を見返してみても面白いのではないだろうか。
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