女優の広瀬すずが3月8日、都内で行われた富士フイルム「INSTAX“チェキ”新製品発表会」に、4人組バンド・緑黄色社会(長屋晴子、小林壱誓、peppe、穴見真吾)とともに出席した。
自身の作ったブーケに「何かはんぺんみたい(笑)」
イベントでは、今回発表されたインスタントカメラを使い、ステージに用意されたフラワーマーケットの前で広瀬が自撮りをする一幕や、広瀬が花を選んでブーケを作り、それを撮影する一幕が。
たくさんの草花を前にした広瀬は「センスが問われますね」と気合を入れ、シンプルをテーマにブーケを作ると「写真を撮ると思うと色味とかが気になってきて迷いました。プレッシャーを感じました」とコメント。完成したブーケのタイトルを聞かれると「ずっとシンプルでいたいけど、ときに赤とかの色を入れたいので、色を取り入れながら生きられたらというテーマです。急にずっしりしたテーマになっちゃいましたね(笑)」と笑った。
そして、ステージ上で撮影した自撮りとブーケの写真を披露するようお願いされると「ちょっと思った出来と違うんですけど…」と困惑し、大きな白い花が際立つブーケを写した写真を手にすると「ちょっと下手くそですね。何かはんぺんみたい(笑)」と苦笑。「もうちょっとセンスを磨いてからチャレンジしたいと思います。かっこつけて“シンプルに”とかしなければよかった」と反省していた。
広瀬すず、ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」の撮影を回顧
また、“私が好きなもの”をテーマに広瀬が撮影した写真を披露する場面で、広瀬はお手玉の写真を披露し、「ドラマでお手玉をやるシーンが書いてあって、前日になって気づいて1日で練習したんですけど、そこから現場でもハマって空き時間にみんなでやったり、事務所のマネージャーさんたちがお手玉を買ってきてくださって、待ち時間にみんなでやったりしました」と出演中のドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)を回顧し、「そこから気分転換といいますか、私と周りのマイブームでもあります」と笑顔を見せた。
さらに、同製品のコンセプトにちなみ、最近楽しかったことを聞かれた広瀬は、同ドラマの撮影を挙げ「ちょっと前までドラマを撮影していたんですけど、その現場はお芝居をしていてすごく楽しくて、いろんな感情に出会えたなって、撮影が終わってからも余韻に浸ったほど、いい時間と、いい経験と、いい出会いがたくさんあって、すごく楽しかったなあって毎日言っています」と答えた。
広瀬すず、緑黄色社会の生演奏に「ここの席ヤバいです」
なお、イベントにはCM曲を歌う緑黄色社会も登場。お互い、この日は初共演だそうで広瀬は「先ほどご挨拶させていただいたんですけど、キラキラしていて楽しみだなって一気に気分が上がりました」と声を弾ませた。
長屋は「ずっとお会いしたくて、CMでご一緒できたのがうれしかったので、今日ようやくお会いできてうれしいです」とにっこり。そして、緑黄色社会が同CM曲を生披露すると、間近で聞いていた広瀬は「ここの席ヤバいです…。ここをチェキで撮ってみなさんに配って共有したいくらいすごくて鳥肌が立ちました」と目を輝かせた。
◆取材・文=風間直人