ピーター・パンとフック船長の秘められた過去が明らかになる「ピーター・パン&ウェンディ」 配信の前に2人の関係性を振り返る
ディズニーが「ピーター・パン」を新たなストーリーで実写化した作品「ピーター・パン&ウェンディ」が4月28日(金)よりディズニープラスにて配信される。本作ではピーター・パンとフック船長に今まで何が起こったのかが明らかに。そこで今回は、これまでの2人の関係性を振り返りながら本作の魅力に迫っていく。
宿敵であり因縁の仲
ピーター・パンといえば、純粋さと気まぐれな性格で大人になることを拒む永遠の少年といったキャラクターで、空を自由に飛び、性格も陽気。その「ピーター・パン」の宿敵として登場するのが、悪名高い海賊・フック船長。ずる賢く残忍で目的のためなら手段を選ばないが、何かとマヌケな姿を晒したりとどこか愛嬌も感じさせるキャラクターだ。そんなピーター・パンとフック船長はお互いに宿敵として描かれてきた。
フック船長はピーター・パンに左手を切り落とされ、その左手はワニに食べさせられてしまったことで、代わりに鉤爪をつけている。その恨みからフック船長はピーター・パンを憎んでおり、いつも復讐しようと狙っていた。ピーター・パンへのとてつもない執着心から、どうにかピーター・パンを倒そうとしつこく試みるが、そんなフック船長をピーター・パンはいつも笑いながら軽く受け流しているイメージだった。
今まで明かされなかった過去が明らかに
このようにこれまでピーター・パンとフック船長は宿敵とされてきたのだが、本作では2人の間の秘められた過去がより深く描かれることになる。予告映像内のピーター・パンとフック船長が皮肉混じりで言い合うやりとりは、何か腐れ縁のような関係も感じとれる。ピーター・パンを演じるアレクサンダー・モロニーも、映画初主演にもかかわらずフック船長演じるジュード・ロウを前に臆することなく対等に演じきった。
岩波書店
発売日: 2000/11/17