主演を務める「劇場版 TOKYO MER~走る緊急救命室~」が4月28日に公開された鈴木亮平。体重数10kgの増減を伴う肉体改造や、徹底した役作りで知られる彼が、吹き替え(代役)一切なしの手術シーンをはじめ妥協のないスーパー救命医ぶりを見せている。大河ドラマや日曜劇場など各局の看板ドラマで主演を務める国民的俳優・鈴木の魅力に迫る。
「1日に6~8回は食事を摂っていました」
2021年に放送された日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(TBS系)に続き、2023年4月に放送されたSPドラマ、そして公開中の劇場版と、アメリカ帰りのスーパー救命医・喜多見幸太を演じる鈴木。見事なメスさばきで、現場で戦うチーフドクターを熱演している。
そんな鈴木は、2006年にドラマデビュー。注目を浴びたきっかけは、初めて単独主演に抜てきされた映画「HK 変態仮面」(2013年)だ。鈴木は、女性のパンティをかぶると正義の味方に変身するヒーロー・色丞狂介(しきじょう・きょうすけ)というぶっとんだキャラクターを演じた。
この「HK 変態仮面」では、15kg減量した上で脂肪を削ぎ落とす肉体改造に取り組んだ。当時のインタビューでは「複雑な計算に基づいて体作りをしたので、簡単に説明はできないですけど、1日に6~8回は食事を摂っていましたし、いつジムに行って、どのタイミングで栄養補給しようとか、1年間ずっと考えていました」と語っている。
「天皇の料理番」ではげっそりと頬がこけた姿が話題に
その2年後、初めて日曜劇場に出演した「天皇の料理番」(2015年、TBS系)では、主人公の料理人・秋山篤蔵(佐藤健)の兄・周太郎を演じた。病におかされた周太郎を演じるため、体重を20kg減量。げっそりと頬がこけたその姿は当時、おおいに注目を集めた。
そして同年の主演映画「俺物語!!」(2015年)では身長2メートルの屈強な主人公を演じるため、徹底したカロリーコントロールにより30kg増量。かと思えば翌2016年には舞台「ライ王のテラス」で完璧な肉体を持った王を演じるため美しく絞られた体を作り、西郷隆盛を演じた2018年の大河ドラマ「西郷どん」(NHK総合ほか)では最終的に100kg近くまで体重を増やし…と、まるで体ごと役に憑依するかのように、過酷な肉体改造アプローチを何度も敢行している。
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/tokyo-mer-mobile-emergency-room/
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