HiHi Jets・井上瑞稀主演のドラマチューズ！「なれの果ての僕ら」(毎週火曜深夜0:30-1:00ほか、テレビ東京系ほか)が現在放送中。同作は、内海八重による同名漫画を原作に、同窓会に参加したクラスメートの壮絶な監禁劇を描くサスペンスストーリー。
WEBザテレビジョンでは、舞台となる四ノ塚小学校元6年2組の生徒で、“人の善性”に興味を持ち52時間に及ぶ監禁事件を実行する首謀者・夢崎みきお役を演じる犬飼貴丈にインタビューを実施。役作りや共演者とのエピソード、見どころについてなどを聞いた。
難役にも手応え「すんなり入り込むことができました」
――夢崎みきおというキャラクターについて教えてください。
やっていることは過激ですが、行動に移す動機や考え方は、普通に純粋な男の子なのではないかと感じています。
――監禁事件の首謀者という共感するには難しい役どころかと思いますが…。
共感できたと言うとまたちょっと変な意味合いになってしまうかもしれないのですが、そういう猟奇的な役はこれまでも何回か演じさせていただいていたので、すんなり入り込むことができました。
監督からの称賛に戸惑い「まだちょっと疑っています(笑)」
――役作りについて、監督からは具体的にどのようなアドバイスを受けていますか？
監禁という現実離れした設定の中で、銃を持っていたりするので、そういうシーンは身振りや抑揚を大きくつけた方が演じやすいのですが、そうではなくて、「日常の普通のトーンでやってください」ということを言われていたので、動きが大きすぎないか、声の大きさはどうかというのを話し合いながら、撮らせていただきました。
僕は監督の要望に100%応えたいタイプなので、初めにそのイメージを聞いて方向性が分かったことで、そちらに合わせていけたのですごく助かりました。
――倉地雄大監督が、「内に秘めた狂気をこんなにも華麗に表現することができるのか」と、犬飼さんのことを評されていますが、その言葉をどう受け止めていますか？
それに関しては、言いすぎだと思います(笑)。もちろん頑張って演じましたが、(インタビュー時は)まだ僕自身も映像を見れていないこともあって、自分としてもどうなっているのかなと、すごく楽しみではありますね。まだちょっと疑っています(笑)。
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