麻紀のために変わろうとする蒼太に思いが揺れ動く…
後日、沙織と会うことになった麻紀は、沙織から“蒼太にフラれた”という話を聞く。もともと沙織は自分の会社に入るよう蒼太を誘っていたものの、蒼太は「麻紀を不安にさせたくない」「今まで散々辛い思いさせてきたから、もうそういうのは終わりにしたい」と言って断ったそうだ。そのため沙織は「ってことで、私はきっぱり退散します」と麻紀に告げるのだった。
その後麻紀へ好意を寄せる篠原も、「僕が入る隙はなさそうだね」「諦めるよ。久々にワクワクさせてもらった。ありがとう」と言い、麻紀と蒼太の関係を後押しした。
そしてようやく、前に進もうと決心した麻紀は蒼太の部屋を訪ねる。すると、キッチンには「ちゃんと言葉で伝える」「不安にさせない」などの貼り紙が…。蒼太は麻紀のために変わろうと、大事なことをメモに書き残していたのだ。
お互いに好きな気持ちを伝え合う麻紀と蒼太
麻紀が蒼太のメモを手に取って眺めていると、目の前に蒼太が現れて、麻紀に対する思いを伝え始める。
これまでの思い出を振り返りつつ、「麻紀ちゃんは純粋で真っすぐで、ちょっと天然で、どんな時も一生懸命で、毎日毎日楽しくて…だから俺は、これからもずっと一緒にいたいし、麻紀ちゃんの隣で一緒にごはん食べてたい」と告げる蒼太。
その言葉を聞いた麻紀は、涙を流しながら「私も、蒼太くんとずっと一緒にいたい」「私の隣で、おいしそうにごはんを食べる蒼太くんをずっと見てたい。蒼太くんのことが好きだから」と自分の気持ちを正直に伝えた。
そして蒼太も「麻紀ちゃん、大好きだよ」と言って、麻紀を抱きしめる。こうして、離れ離れになっていた二人は再び結ばれ、一緒に生活を送り始めるのだった――。
ネット上では、「ハッピーエンドで良かった!見てるこっちまで幸せな気持ちになれた」「年の差を気にせず、これからも幸せな毎日を築いていってほしい」「二人が自分の思いを打ち明けるシーンで泣いた」など祝福の声が続出。
最終話にふさわしい終わり方に、視聴者も大満足している様子だった。
◆文=ザテレビジョンドラマ部