坂口健太郎主演の新日曜ドラマ「CODE-願いの代償-」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系、Huluでも配信)の第3話が7月16日に放送された。どんな願いもかなえるアプリを使いながら恋人の死の謎を追う二宮(坂口)。そして、アプリそのものの謎を追う記者の椎名(染谷将太)。2人の動きで、またも驚きの事実が浮かび上がった。(以下、ネタバレを含みます)
謎に満ちたスリリングな展開が続く
同作は、恋人が不審死し、絶望の淵に落ちた刑事・二宮湊人(坂口)が、「どんな願いもかなえる」という正体不明のアプリ「CODE」を手にしたことから始まる。そのアプリの背後には陰謀が潜み、幾重にも重なる事件と欲望が渦巻くノンストップ・クライム・サスペンスとなる。
二宮を取り巻く人物として、「CODE」の謎を追うフリー記者・椎名一樹を染谷将太、物語の鍵を握る謎の女性・三輪円を松下奈緒、椎名と共に「CODE」にまつわる事件を追うハッカー・三宅咲を堀田真由、ケアリング・クラウンの市川省吾を玉山鉄二が演じる。
第3話で、ある事実が判明するが、それもまだまだ謎に満ちていた。
恩人が恋人の事件に絡んでいた事実…二宮の悲しみ
前回までに謎のアプリCODEのルールが明らかになった。アプリ利用者は“プレイヤー”として、願いをかなえてもらう代わりに、“任務”が課され、失敗すれば“制裁”される。しかも、プレイヤーには3つの星が付与されており、3度失敗すると“死の制裁”が待っているのだ。
二宮がそのCODEに託した願いで、エレベーター事故に巻き込まれた恋人・悠香(臼田あさ美)の死に、上司で恩人でもある田波(鈴木浩介)が関与していたことが判明。二宮は、田波にそれとなく問い掛けるも否定され、それ以上を聞くことはできなかった。
だが、CODEのことは伏せたまま同期で親友の百田(三浦貴大)の協力を得て、悠香の事件の2カ月ほど前から大金を入金していたことが分かる。その口座の通帳コピーを“任務”らしき人物に奪われてしまうが、二宮は意を決して今度は田波と直接対峙。田波はまたも否定したが、百田が見知らぬ送信者から届いたメールで悠香が田波の暴力団幹部との収賄を報告しようとしていたことをつかみ、それを元に田波は逮捕された。
田波は、両親を亡くして破滅的な人生を歩んでいた二宮を気にかけ、刑事へと導いていくれた。それにより二宮は悠香とも出会えた。そんな田波に手錠をかけるつらさはどれだけのものか想像に難くない。
ただ、映像のことも口座のことも、また悠香との収賄についてのやりとりも、すべて否定していた田波。しらを切っているだけなのか、誰かに陥れられているのか。途中、田波が三輪に厚みのある白い封筒を手渡していた描写が気になるところだ。
■「CODE-願いの代償-」Hulu番組ページ
https://www.hulu.jp/code-japan-the-price-of-wishes
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