乃木坂46・山下美月と鈴木仁がW主演を務めるドラマプレミア23「さらば、佳き日」(毎週月曜夜11:06-11:55、テレビ東京系)の最終話となる第8話「さらば、佳き日」が、7月31日に放送。晃(山下)と桂一(鈴木)の兄妹の愛の物語が完結した。同作は、「『このマンガがすごい!2017』オンナ編」にランクインした茜田千の同名漫画を原作に、ある地方都市に“新婚夫婦”として引っ越してきた兄・妹と、親や友達、職場や近所の人々など、二人を取り巻くさまざまな人間関係を描くヒューマンラブストーリー。(以下、ネタバレを含みます)
誰にも言えない秘密を抱えながら生きる兄妹のヒューマンラブストーリー
幼い頃から留守にしがちな両親に代わり家事などをこなしてきたしっかり者での妹・広瀬晃を山下が、頼りないが心優しい性格で、絵本の出版社で働く3歳年上の兄・広瀬桂一を鈴木が演じている。
また、晃の親友・森珠希役に加藤小夏、桂一の友人で珠希の幼なじみの牧嶋剛役に伊藤あさひ、晃と桂一の母で仕事一筋な広瀬奈緒美役に小沢真珠、珠希の父で心配性な森恭一役に姜暢雄、桂一の大学時代の演劇サークルの仲間・岡田敦子役に高月彩良、同じく演劇サークル時代からの仲間・松本大輝役に松大航也が配役されている。
他に、出版社「月虹社」の編集長・山田伝二を勝村政信、山田の妻・桃子を中島ひろ子、画家で絵本作家の帆奈役を谷まりあが演じている。
妹と兄の愛の物語がついに完結
実家に帰ってしばらく経つ晃は「私と離れて、自由に生きてますか?」と兄・桂一を思って過ごしていた。入院していた母・奈緒美が退院し、お祝いを兼ねて2人で食事に出かけるが、実はそれは晃のお見合いだった。お見合いに消極的な晃に、桂一との関係を疑う奈緒美。「まさか違うわよね。そんなおぞましいこと」と問い詰められ、晃は「何のこと?」とかわした。
逆に、晃が母に「どうして私を産んだの?」と質問すると、「桂一のためよ」という答えが返ってきた。その言葉が晃を動かすこととなった。
お見合いの前に晃は姿を消し、親友・珠希のところへやってきた。「どうしても珠希の顔が見たくて」と言って抱きしめ、「あったかいなぁ。珠希といるだけで心がポカポカする。大好き」と笑顔を見せるが、珠希はその笑顔が単純なものではないことを感じていた。「心配しないで。帰ったら連絡するから」と言って晃は帰っていったが、珠希の中の不安は消えない。晃は珠希が心配したとおり、家には帰らず姿を消してしまった。