大泉洋、50歳を迎え山田組初参加&吉永小百合と親子役を好演「なんて愛おしい日々なんだろう」<こんにちは、母さん>
大泉洋「監督からの言葉を全部録音しておきたいくらい」
クランクインの際に大泉は、「吉永さんと僕が演じる福江と昭夫が、魅力的な親子に見えるといいのかなと思っています。あのくらいの年の母親が恋をするということはあまりないかもしれないけれど、劇中で描かれる日々の日常はどこにでもあるような光景。そこをリアルに演じられたら」と意気込んでいた。
初となる山田組の現場では感銘を受ける場面も多い様子で、「山田洋次監督の映画がどうして面白いのかというのがよくわかった気がします。ちょっとした演出ひとつで面白くさせるところや、そのシーンに至るまでの心情も丁寧に説明してくださるので、監督からの言葉を全部録音しておきたいくらいでした」と振り返る。「もう金言の数々というか。ここまでいろんなことを語ってくださる監督は初めてで、なんて愛おしい日々なんだろうと思いました」と充実した撮影ぶりとともに、本作への特別な想いを明かしていた。
そんな大泉を山田監督も「大泉さんを小百合さんの息子にする、というのは良いキャスティングだったと思う。イメージ通りに素敵な芝居をしてくれました」 と絶賛。仕事に家庭に、山積みの問題に頭を抱えながらも、母の新たな一面との出会い、そして下町の人々との触れ合いの中で、少しずつ気持ちが変化していく、大泉扮する昭夫の行く末がスクリーンに映し出される。
TCエンタテインメント
発売日: 2024/02/07