神木隆之介主演の連続テレビ小説=朝ドラ「らんまん」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。9月1日放送第110回のラストで、竹雄(志尊淳)と綾(佐久間由衣)夫婦が再登場。2人の子どもがいることも明かされ、その優しいパパ&ママ姿に視聴者からも期待の声が上がった。(以下、ネタバレを含みます)
竹雄&綾、“家族”になって再登場
幕末から明治、そして激動の大正・昭和を舞台に、高知出身の植物学者・槙野万太郎(神木)が植物学の道を突き進む「らんまん」。第22週「オーギョーチ」では、万太郎が学術調査団の一員として台湾に派遣されるエピソードや、寿恵子(浜辺美波)が叔母・みえ(宮澤エマ)の店で仲居として頭角を現していくエピソードが描かれた。
そんな22週を締めくくる110回のラスト約30秒で、万太郎たちが住む長屋のそばの路地をやってくる竹雄・綾夫婦の姿が描かれた。
小さい男の子と女の子を連れてやってきた2人。転んでしまった女の子に綾が「ほらぁ、お母ちゃんが言うたろう?琴」と手を差し伸べると、後ろから竹雄が「雄作、持てるか?」と荷物を渡し、「琴、ほら大丈夫じゃろ?」と抱き起してやる。身なりは質素だが、思いやりあるあたたかい家庭を築く竹雄と綾の日常が端的に描かれた。
竹雄の“優しいパパ”姿に視聴者沸騰
竹雄と綾が最後に登場したのは第19週「ヤッコソウ」。佐川の酒蔵・峰屋を畳むことを決めた2人が万太郎に報告しに来たのだった。
その後、さらに数年が経ち、長屋の人々との別れや田邊教授(要潤)の死、万太郎の帝国大学植物学教室への復帰、寿恵子の新たな仕事…と、万太郎を取り巻く環境も大きく変わった。「佐川のほうが落ち着いたら、また出てくるき」と言って佐川に戻っていった竹雄と綾も、その言葉通り峰屋の後始末をすませての再上京となったようだ。