ちふゆが深愛と那須川の不倫関係を確信「マジでこの二人、デキてるっぽい」
病院に那須川(吉沢)も駆け付けるが、詳しい事情を話せないハルキは「帰ってくれ」としか言えなかった。そこに包帯を巻いた痛々しい姿のちふゆが現れ、那須川は頭を下げて「申し訳ない。そんな大けがを…」と謝罪するが、ちふゆは「やめてよ。私が勝手に転んだだけだから」と本心を隠して明るく振る舞う。
そこに、ペットボトルのジュースをいくつか抱えた深愛がやってくるが、那須川がいることに驚き、ハルキと一緒にここにいる理由を言えず、口ごもってしまう。
深愛と那須川のやり取りを見て、ちふゆは確信した。「マジでこの二人、デキてるっぽい」と。ハルキがこの2人の関係性に気付いていると察したちふゆは「超泥沼じゃん」とほくそ笑み、「捻木さんとハルキが話してるところに私が声掛けたの。なんか、二人で逃げちゃおうかって話してたから『それはダメだよ~』って私が」と爆弾を投下。
那須川は深愛の本質に気づき始めているのか「純粋すぎて怖い」
那須川の車で深愛を送っていくことになったが、助手席に座ったハルキは「くさい、この車。タバコと汗の匂い」と、以前に2人が車のキスをしていたのを目撃したハルキがけん制。
深愛を降ろした後、那須川はハルキに向かって、「お前とももうちょっと話さないとな」と深愛とのことをふみこに言わないように口止めするつもりだろうが、それを聞いたハルキは「ちゃんとしてないお前と話して何になるんだ。終わってんだよ、お前も俺も」と心の中で独り言。
那須川の回想シーンの中で、これまでにも女性アルバイトと浮気していたことも明らかになった。しかし、深愛に関しては他の女性たちと違っていて、「純粋すぎて怖い」と吐露。深愛の本質をなんとなく気付き始めているのだろうか。
ちふゆの脅しにハルキのストレスは限界に
第6話の見どころは、なんといってもちふゆの暴走っぷり。けがをさせてしまったことに対して少なからず負い目を感じているハルキに猛アプローチをかける。
「授業のノートを持ってきました」と言って那須川家を訪ねてきたちふゆは、紅茶のケーキも持参し、ハルキの部屋へ。帰ってほしくて無視しようとするハルキだが、「腕痛い、早く開けて」と脅すようなトーンで言われ、ドアを開けてしまう。
「私にけがさせたことは黙っててあげるから、明日から学校に来て」と提案するちふゆ。「私にけがさせたって知ったらパパが訴えるんじゃない? ショックでおばさんの病気も悪化しちゃうかもね(笑)。バラされたくなかったら」と脅迫されたハルキは、ちふゆの言いなりに。
学校では、ハルキに手作りのサンドイッチやクッキーを食べさせるちふゆ。ハルキはプレッシャーとストレスに耐えきれず、授業中に嘔吐してしまう。
ちふゆ「私の言うことなんでも聞くって言ったじゃん。上、脱いで」
友達の一人に彼氏ができ、その子のスマホに入っていた2ショットの中にベッドでの写真があり、これをヒントにちふゆは次の行動に移った。
ハルキをカラオケボックスに呼び出し、「どこに行くつもりだったの? ハルキと一緒にいても、あの女絶対不倫するでしょ?」と問い詰め、「私、許さないから。あんな女と逃げるなんて」とマイクを通して脅すシーンはまさに地獄。
そして、ちふゆは「かわいいでしょ?この前買っちゃった!」と、制服の上を脱いでキャミソール姿に。「何してるんだ?」と慌てるハルキに、「ここ座って。私の言うことなんでも聞くって言ったじゃん」と脅し、「上、脱いで」と強要。
言われるまま、上半身裸になったハルキとの写真を撮り、「見て! 仲良しの証拠! 浮気したらこれSNSに乗っけるからね。ハルキはずっと私と一緒にいるんだからね!」と暴走が止まらない。
深愛と同じ“恋愛モンスター”のちふゆだが、アプローチの仕方は真逆。深愛がジワジワと那須川家に侵食しているのも気になるが、大胆なやり方で強引に突き進むちふゆからも目が離せない。
◆文=ザテレビジョンドラマ部