シュタルクにとってハンバーグは誕生日の象徴
これまで誕生日にプレゼントをもらった経験がないと言うシュタルク。そんな彼にとって唯一の誕生日の思い出がハンバーグだった。シュタルクの師匠・アイゼンの田舎には、精一杯頑張った戦士をハンバーグで労う風習があり、この風習にあやかって彼は誰かの誕生日にはハンバーグを焼いて振る舞っていた。シュタルクの誕生日にもアイゼンは同じ方法で彼を祝福していたのだ。
シュタルクの誕生日祝いにハンバーグをプレゼントしたのはアイゼンが初めてではなかった。アイゼンに弟子入りをする以前、シュタルクは兄・シュトルツとともに父親から戦士としての教育を受けていた。ふたりの父はシュトルツだけを評価し、シュタルクのことを失敗作と切り捨てる。そんななか、シュトルツだけはシュタルクに愛情を注いでいた。
シュトルツがシュタルクに対して誕生日に振る舞っていたのもハンバーグだった。ハンバーグに込められた想いをフリーレンから知ったシュタルクは、食べながら師匠・アイゼンと、兄・シュトルツのことを思い出す。そして、ふたりが自分に振る舞ってくれたハンバーグの意味、労いの気持ちが込められた誕生日プレゼントだったのではないかと思いを巡らせた。
みんなも欲しがる「服だけ溶かす薬」が登場
今週もX(旧Twitter)には多くの感想が投稿され、「フリーレン」のワードがトレンド入りを果たす。なかでも投稿が集中したのはフリーレンがシュタルクの誕生日祝いとして「服だけ溶かす薬」を取り出した瞬間だ。視聴者からは「服を溶かす薬とか、どう考えても神の秘薬」「その薬、言い値で買ったのに」といったコメントが投稿される。加えて、この薬を見たフェルンの冷たい表情に「ゴミを見るようないい目だ…」との言葉も寄せられ、タイムラインを騒がせた。
北側諸国を旅する3人に次はいかなる出会いが待っているのだろうか? 次週の放送を楽しみにしたい。
◆文=はるのおと
※種崎敦美の崎は、正しくは「たつさき」
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小学館
発売日: 2023/10/12