眞島秀和主演のドラマ「#居酒屋新幹線2」(毎週火曜夜1:28-1:58ほか、TBSほか)が1月9日(火)よりスタートする。同作は、日帰り出張で全国を飛び回っているサラリーマンが出張帰りに新幹線の車内でご当地グルメを堪能するグルメドラマの続編。2021~2022年に、シーズン1が放送された。シーズン2では、シーズン1の東北新幹線から舞台を移し、北陸新幹線と上越新幹線沿線の街を訪れる。
WEBザテレビジョンでは、シーズン1に続き主人公のサラリーマン・高宮進を演じる眞島にインタビューを実施。続編についての思いやキャラクターの魅力、日々の晩酌事情などについて話を聞いた。
シーズン2では北陸新幹線と上越新幹線沿線の街へ
――シーズン2放送決定を受けての心境をお聞かせください。
「こんなに緩いドラマでも続編ができるんだ」「次はどこに行くんだろう」という気持ちでした。北陸・上越方面はあまり行ったことがなかったので、訪れることができてよかったです。印象に残ったのは、以前ロケで行ったことがあったもののそのときはあまり回れなかった石川・金沢。やっぱりいいところなんだなと思いました。富山も路面電車が走っていて風情がありました。
――続編ということで、特に意識して変えてみたところはありますか?
全くなかったですね。離れた場所に住んでいる人にも「そういうご当地グルメ・お酒があるんだ」「行ってみようかな、食べてみたいな」と思ってもらえるところがこのドラマの魅力で、それはシーズン1も2も変わらないと思うので、逆に変えない方がいいのではないかなと個人的には思っています。
――では、前作とのつながりはどのように意識されましたか?
前回とは監督も変わっているので、その辺の違いは自然と出てくるところだと思いますが、前作の撮影から2年経っているので、高宮進さんも僕自身も歳をとったように、年月の経過は感じられるのではないかなと思います。
自分自身が歳を重ねてきているので、前回以上に「変に作ったリアクションはやめよう」と、今回また強く思いました。もちろん、表現の中での振り幅は考えますが、おじさんがはしゃいでもしょうがないなって(笑)。それはモノローグとかで表せるので、自然に演じることを意識しています。
主人公・高宮進は「友達にいたら楽しそう」
――高宮進というキャラクターについて教えてください。
善人であることは間違いないし、ほどよく隙があるというか、堅物でもないというか。どこかに行ったときに、「ここでおいしいものといったら何だろう」と聞いたらすぐに答えてくれそうですし、同世代なので話が通じないことはなさそうなので、友達にいたら楽しそうだなというイメージです。
――高宮進の魅力はどんなところですか?
ちゃんと帰るところ(笑)。「もうそこで1泊して明日の朝帰れば?」と思いますが、絶対その日に帰るという。経費で落ちないとかきっと事情があるんでしょうけど、下手にそこで自腹を切らないところが好きですね。
そこにこだわりがあるというか、日帰りで帰ることが決まっているからこそ、新幹線の発車時刻までの間に何を買い込んで、乗車時間がどれくらいだからこれぐらいの品数で…と真面目に考えているところが好きです。
――役とご自身との共通点はありますか?
何かを見つけようとするところは似ているかもしれないですね。それこそご当地グルメとか地酒とか、今まで知らなかったものを探すのも好きですし、例えば、仕事でどこかロケに行く際は、「せっかくそこに行くんだったら」「せっかくみんながこうやって集まっているんだったら」と、何か楽しいことを探そうとするところは共感もできるし、似ているところなのかなと思います。それに、そういう人でいたいなと思います。