彼女と別れて1年が経ち…阿部寛“M”の物語が完結「10年後、俺たちどうなってるのかな」<すべて忘れてしまうから 最終回>
第10話では――
彼女と別れて 1 年後の夏。ミステリー作家”M”(阿部寛)は、友人・大関の葬儀に参列していた。知り合った当時、彼はまだ下っ端のADで、非常階段に寝袋を敷いて生活をしていた。「10年後、俺たちどうなっているかな」とよく口にしていた彼はプロデューサーになっていた。
エッセイの単行本化に向け準備を進めていたMだったが、ここにきて澤田が出版社を辞めると言い出す。エッセイはどうするのかと心配するMに、澤田はエリート系現代っ子の後任・若林を紹介した。今まで関わりのなかったタイプの人間を前にして、戸惑いを隠せないM。
若林とデザイナーたちに囲まれて打ち合わせをしていたMは、いつもと違う空気に馴染めず、外の喫煙所でタバコを吸っていた。「おーい」とMを呼ぶ声がする。振り返ると、非常階段に寝袋が敷かれていた。ファスナーが開きひょっこり顔を出したのは、若かりし日の大関だった。
――という物語が描かれる。
「10年後、俺たちどうなってるのかな」
公式HPなどで公開されている予告動画は、Mが澤田と向き合い「今後の連載どうするんだよ」と言うシーンからスタート。
「あいつはやりたいこと全部やったんだな」と大関を偲ぶ社長(渡辺いっけい)とM。「そういってみんなあんまり来なくなっちゃうからね…」とつぶやくBar「灯台」のオーナー・カオル。さらにMは、喫茶「マーメイド」のオーナー・マンバから「最近あんまり来ないじゃない」と言われる。
最後には「10年後、俺たちどうなってるのかな」「もうこの店畳んじゃおうかな」と、どこか別れを予感させるせりふが切り取られている。
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/because-we-forget-everything
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