戦友・ダチョウ倶楽部の定番ネタを披露「上島竜兵は悔しがっているでしょうね」
太田プロオールスターズ・有吉弘行、ダチョウ倶楽部、土田晃之が登場し、会場は「リアクション芸」に期待が高まっていた。しかし、ステージに用意された熱々おでんをあまり嫌がっていない様子の出川に、「ちょっとは嫌がれよ!」「もう受け入れちゃってるじゃん!」と、出川の“リアクション芸慣れ”を指摘し、笑いを呼んだ。
気を取り直して「やりたくないよ~」という出川の代わりに他出演者たちが「じゃあ俺がやるよ」と次々に言い、最終的に「じゃあ俺が…」と手を挙げる出川に「どうぞどうぞ」と譲る、定番の流れに客席は歓喜。さらに、「ふざけんなよ!」と言って出川が地団太を踏むと、出演者と観客がジャンプするというダチョウ倶楽部のネタを繰り広げるシーンも。有吉が「それ出川さんのじゃないからね!?」と笑いながらツッコむと、土田は「今ごろ、上島竜兵は悔しがっているでしょうね」と、戦友の上島さんを懐かしんだ。
そして、ダース・ベイダーのテーマと共に、熱湯風呂がセンターステージに。「まさか横浜アリーナで!?」と驚く出川だが、ステージ上で「押すなよ!?」「押せよ!」の流れを披露した後、有吉、ダチョウ倶楽部、土田も一緒に熱湯風呂へ。全員がマイクを置き、出演者が風呂に入っているのを見守るだけの異様な空間に、内村が「これはどうやって収拾するんですか?」と会場の笑いを誘った。
ナインティナイン、出川の大好きな曲を熱唱
キャイ~ン、江頭2:50、田村淳(ロンドンブーツ1号2号)からお祝いコメントが公開された後、ナインティナインがゲストとしてステージに登場。「出川さんの好きな歌を一緒に歌いたい」というナインティナインの要望で、サザンオールスターズの「みんなのうた」を3人で披露した。出川は、「『劇団SHA・LA・LA』でウッチャンナンチャンが忙しくなって出られなくなった時、解散しようかという話になった。そんなときにこの曲を聴いていた」と、思い入れのある曲であることを明かした。
出川らしさ満載のラストで還暦イベント閉幕
ラストのゲストコーナーは、司会を務めたウッチャンナンチャンが登場。「日比谷線vs銀座線」のネタを久しぶりに披露すると、当時観客として見ていた出川が「この2人は絶対に天下を取る!」と感じたことを思い返し、感激した様子を見せた。
「矢沢永吉を歌わないと終われない!」との出川の要望で、「出川哲朗スペシャルライブ」でイベントの最後が締めくくられることになった。真っ白な矢沢風衣装を着用し「トラベリン・バス」を気持ちよく披露する出川だったが、サプライズで田村淳が用意した落とし穴に落下し会場を盛り上げた。「こんなのいらないって!」「花火が上がるって聞いていたのに、上がらねーじゃねえかよ!」とクレームを言う出川だったが、南原の「笑いの花火が上がったってことですね」との言葉に笑顔を見せた。
最後に「止まらないHa~Ha」を披露し終えると、「私の大好きな地元、そしてウッチャンナンチャンと出会った横浜で還暦祝いできるのが本当にうれしいです」と感謝を伝え、「これからもまだまだリアクション芸人を続けるつもりですが、60~70歳も近くなるとおじいちゃんぽくなってしまいます。そんな時もかわいそうと思わず笑ってくれるとうれしいです!」とファンに呼び掛けた。