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【漫画】デスゲームの参加者が全員“バカ”だった…主催者の思い通りに進まない“やきもき”展開に「マジでオモロいww」の声

2024/01/27 10:00

“バカ”ばかりのデスゲームが今、始まる…
“バカ”ばかりのデスゲームが今、始まる…©神近ゆう・久間/SQUARE ENIX

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、マンガUP!に読み切り掲載された原作・神近ゆうさん、作画・久間さんが描く『バカゲーム』をピックアップ。

2023年11月16日にX(旧Twitter)で作画担当の久間さんが本作を投稿したところ、7,000件を超える「いいね」と共に、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、神近ゆうさんと久間さんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。

参加者が全員“バカ”のデスゲームが始まる…

『バカゲーム』より
『バカゲーム』より©神近ゆう・久間/SQUARE ENIX

「さあ 命を懸けたゲームを始めよう」

何も知らず“とある島”に集められた人たちは、デスゲームに参加させられたようだ。用意されたゲームに強制的に参加させられ、敗北者には“死”が待ち受けている。

参加者の中には、このデスゲームの主催者である会津慧も紛れ込んでいた。何も知らずに巻き込まれた参加者を装い、ゲームを楽しむ出資者たちのためにゲームを盛り上げる必要があったからだ。

しかし、参加者全員がもれなく“バカ”だったことにより、慧にとって想定外の状況となる。

モニターに映し出された進行役がゲームの説明を始めるが、参加者たちの状況の飲み込みが悪い。ゲームに異議を唱えた人物が実際に銃で撃たれそうになり、進行役が“逆らえばどうなるかわかっただろう”と伝えても、「どうなるのよ?」と言ってしまう人もいたのだ。

参加者の中に1人くらいゲームを盛り上げてくれる存在がいることを願った慧だったが、期待するだけ無駄だった。そこで慧は自ら積極的に仕掛けていくことにしたが、それすらも全員がバカなせいで想定通りに進まず、結局勝敗もつかぬまま、最初のゲームは幕を閉じる。

その後、慧は次のゲームが始まる前に撤退するため外と連絡を取ろうとするも、スマホが圏外になって繋がらない。島を出るための船を呼べないとともに、主催者でありながらデスゲームから逃げられないことを悟る慧なのであった…。

原作・神近ゆうさん「昔から『頭脳戦』というジャンルに強い憧れ」作画・久間さん「ネーム作りや作画に集中することで得られた発見も多かった」

『バカゲーム』より
『バカゲーム』より©神近ゆう・久間/SQUARE ENIX

――『バカゲーム』を描こうと思ったきっかけや理由などをお教えください。

神近ゆう:昔から「頭脳戦」というジャンルに強い憧れがあり、実際何度も挑戦してきました。そんな中、このような感想をいただきました。「作中で頭がいいとされているキャラが全員バカにしか見えません」己の限界を知りました。それでも頭脳戦への憧れは消えず、そんな自分に残されていた唯一の道。それが「バカの頭脳戦」でした。

久間:紹介していただいた原作を初めて読んだとき、文だけなのに声を出して大笑いしてしまうくらい面白くて、是非絵に起こしてみたいと思ったからです。

――本作を描く上で、特に心がけたところ、大切にしたことなどをお教えください。

神近ゆう:奇抜なバカが多く一見でバカかどうかわかりづらいため、それぞれがどういうタイプのバカなのか、なるべく読者に伝わるよう気をつけました。ここは原作だけで伝えきることは難しく、作画の久間先生の手腕によるものも大きいと思います。

久間:私はネームから任せていただいたのですが、本作はギャグのテンポ感が最も大事だと思い、原作の意図を殺さない台詞配分やコマ割りを心がけました。

――作品に登場するのは“バカ”な人物ばかりです。一番好きなキャラクターとその理由をお教えください。

神近ゆう:割とどいつも好きですが、強いてあげるならメスガキことメイス・ガッキーちゃん。自分は国語が得意ではないので、文法めちゃくちゃな長台詞をつらつら書けばボケが成立するっていうキャラ、夢みたいです。単純にキャラデザも好きです。かわいい。

久間:メイです。バカかつ最年少なのに意外と常識人で、でもそれを掻き消すくらい本当にバカなところが可愛いからです。原作の神近先生の台詞選びが本当に秀逸だと思いました。

――X(旧Twitter)の投稿には、多くの“いいね”や反響コメントが寄せられていました。今回の反響をどのように受け止めていらっしゃいますか。

神近ゆう:非常に重く受け止めています。

久間:想像以上にたくさんの方に読んでいただき驚きました。コメントでは、ストーリーだけでなく私の絵についても言及して下さる方がいて嬉しかったです。

――今後の展望・目標をお教えください。

神近ゆう:今回は読み切りでしたが、いずれ連載なんかもできるといいですね。

久間:原作付きの作品ということで、ネーム作りや作画に集中することで得られた発見も多かったので、その学びを踏まえてより面白い漫画が描けるよう自己研鑽に励みたいと思います。

――最後に、読者やファンの方へメッセージをお願いします。

神近ゆう:創作は万事において不安定がつきものですが、応援の声や好意的なコメントを見ることで安心を得られています。ありがとうございま主。

久間:お読みいただき本当にありがとうございました。いいねやコメントもすごく励みになりました。今後も頑張ります。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

ザテレビジョン マンガ部まとめ

■作者X(旧Twitter):久間[@hisa_hisa_ma]神近ゆう[@Kami_Chikuwa]
■『バカゲーム』をマンガUP!で読む

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