大森利夫役・浜野謙太コメント
キャラクターがどんどん膨らんでいってる充実感みたいなのがあって、めちゃくちゃ楽しかったです。大して何も起こりません。でも常に愉快で楽しくて、みんながうんうんって頷けるようなことが起こって、最後には心が温まる…、そんな感じの時間がずっと続いています。
その中で大森っていう、“おいハンサム!!”の世界でモテ男がすごく活躍しているんで、ぜひそんな世界観を楽しんでいただき、それから最後にはほっこりしてもらいたいと思っています。
脚本・監督 山口雅俊コメント
「おいハンサム!!」続編を作ることになり、久しぶりに吉田鋼太郎さんたちキャストの皆さんにお会いしてその笑顔にふれ、日の当たる場所に戻ってきたような、まぶしいような、照れくさいような気持ちです。
「闇金ウシジマくん」や「新しい王様」、「闇金サイハラさん」みたいなジャンルのドラマや映画を作っていると裏の社会、ダークな世界と向き合い続けることになるからです。
こういう晴れやかな気持ちになったのは「おいハンサム!!」と同じ「恋」と「家族」と「ゴハン」の連続ドラマ、竹内結子さんと作った「ランチの女王」以来な気がします。
魂を込めて作りました。すべての体力も。
エグゼクティブ・プロデューサー(日本映画放送 宮川朋之)コメント
ここでは書けないような紆余曲折があり「おいハンサム!!」は無事?に放送された。すると「人生の機微を感じる」とか「斬新である」とか褒められ出して、あろうことか立派な賞も受賞したり、想像を超えてヒットした。
これはオイシイと思い、山口さんに続編の制作をお願いしたら、「『おいハンサム!!』を作るのはヘトヘトに疲れるんですよ」と、フゥとかハァ~…とか言われ、つまりは断られました。
ところがある日、突如、誰とも知れぬホワイトナイトが現れて、監督に「『おいハンサム!!』は見たこともない新しいドラマでしたが、一言でいうと、結局あれはどんなドラマなのでしょう?」と質問したらしい。そこが本人も「よく分からなかった」そうで(僕も分からないけど)、だから「もう一度作って考えてみることにした」ということなんだそうです。そういうわけで、「おいハンサム!!」の続編が誕生いたします。
さらに、なんと映画も(誰とも知れぬホワイトナイトよありがとう)。かように一言でいえないドラマですが、なぜか人をトリコにする「おいハンサム!!」の大ヒットを祈願し、引き続きよろしくお願いいたします。
プロデューサー(東海テレビ 遠山圭介)コメント
“ありそうでなかった”という触れ込みはよく聞きますが、実は意外とそうではない…という経験、よくあると思います。でも2年前に放送した「おいハンサム!!」は正真正銘、“ありそうでなかった”新感覚のホームドラマと胸を張って誇れる作品で、ありがたいことに大きな反響をいただきました。そして今回満を持して続編&映画化という形で戻ってきます。
「シーズン1と何が違う?」と聞かれるとはっきりと答えられません。「シーズン2と映画の違いは?」と聞かれてもはっきりと答えられません。だって「ありそうでなかった」ドラマですから。
でも声を大にして言えるのは、間違いなくどちらも面白い!ということ。登場するすべてのキャラクターが愛おしい、あの独特の空気感がさらにパワーアップしています。シーズン1をご覧いただいた方はもちろん、今回初めて触れるという方も絶対に満足できる令和のホームドラマ、ぜひご期待ください!