「メリダとおそろしの森」で初の吹き替え声優挑戦
そんな大島は2月23日(金)公開のマーベル最新作「マダム・ウェブ」で実写映画の吹き替え初挑戦となるが、海外作品の吹き替え自体はAKB48時代に「メリダとおそろしの森」(ディズニープラスで配信中)でも経験している。
同作品は、ディズニー&ピクサー史上初の女性主人公となった王女・メリダの冒険を描くファンタジーアドベンチャー。いわゆるピクサー作品ではあるが、メリダはディズニー公式サイトで“ディズニープリンセス”の一員として紹介されているれっきとしたディズニープリンセスだ。
おてんばなメリダは、森の魔法にかけられた母・エリノア王妃を救うため、魔法を解く手掛かりを探して森に入っていく。そこで、思いもよらない自分自身の運命と向き合うことになるというストーリーで、大島はおてんばなメリダの声を務めた。初めての吹き替えながらアドリブのシーンにも果敢に挑んだそうで「メリダっぽいのと、自分らしさっていうのをどうやって交えてやろうかと結構考えてやりました」と、公開当時のイベントで語っていた。
その後、2016年にディズニー・チャンネルで放送された「ちいさなプリンセス ソフィア」、2018年に劇場公開されたディズニー・アニメーション映画「シュガー・ラッシュ:オンライン」でもメリダの日本版声優を続投したのは、大島の演技が認められたからに他ならない。
トップアイドルから俳優への華麗なる転身、留学、結婚と人生のステップアップを踏む大島。幅広いジャンルの作品でつい“ヘビロテ視聴”したくなる存在感を見せる彼女の役者としての今後にこれからも注目していきたい。
◆文=suzuki