多聞の言葉にキュンが止まらない
「やっぱり俺が長野行くよ」と言う多聞に、地方で就職することの難しさを説く栞。そして押し問答になり、栞が「1人でいるのが好きなくせに」と告げると、「1人でいても全然楽しくないんだ、今」と本音がポロリと飛び出した。
栞は動揺しつつも、「じゃあ、スマホ捨てられますか?」と問い掛けた。それぐらいの覚悟が必要だというのだ。
そうして、自分のことは忘れてと言った栞だったが、父親の前で「お父さんのこと大好きだよ。…でもね、それ以上に彼のことが好きなの。私、多聞さんが好き」と涙ながらに思いがあふれ出てしまった。
ちょうどそのとき、玄関のチャイムが鳴り、栞が応対すると、そこに立っていたのは多聞だった。「なにやってるんですか」と驚く栞に、無言でスマホを見せると、そのまま投げ捨てた多聞。そして振り返って「好きだー!!」と大声で叫んだ。
そこで流れた真和のモノローグ。「愛とは自分の原則やルールを破ることだ」。それを象徴するような、主張や決断力がなく、真和たちに自分“I”がないと言われてきた多聞の思い切った行動、そして力いっぱいの3文字の言葉が感動的だった。
視聴者からは「多聞のスマホぶん投げは、ナイスファイトだったと思う」「多聞の覚悟に感動した!」「多聞、よく言った」「今週は、多聞クンが全部持ってっちゃったかな カッコ良かったです」「多聞無双回」など反響があった。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
Happinet
発売日: 2024/07/03