これまでの「SHOGUN 将軍」(1話〜3話)
1600年の日本。それまで日本を統一していた太閤がこの世を去り、諸国は五人の大老によって治められていた。関東地方を治める大名、吉井虎永(真田)は、大坂城の城主でもある五大老のひとり、石堂和成(平岳大)の策略によって他の大老たちと対立関係に陥ってしまう。
そんな折、虎永の領地に外国船が漂着し、乗っていた英国人航海士ジョン・ブラックソーン(コズモ・ジャーヴィス)は、言葉のわかる戸田鞠子(アンナ・サワイ)の通訳を得て虎永と対面。“按針”と呼ばれることになったブラックソーンは虎永と行動を共にする。
大坂城に囚われ、身動きがとれなくなっていた虎永たちは策を講じ、厳重な警備のスキをついて大坂城を脱出。追っ手をかいくぐりたどり着いた、港が封鎖されてしまうが、虎永は宣教師に助けを求め、彼らが江戸に教会を建てる許可と引き換えに何とか港を脱出する。
大坂では虎永の脱走に大老たちが激怒するが、虎永は腹心の戸田広松(西岡徳馬)を通じて、大老の職を自ら辞することを石堂たちに通告。これで虎永を守る役職も、道理もすべてなくなってしまった。
※西岡徳馬の「徳」は心の上に一本線が入るのが正式表記
第4話「八重垣」あらすじ
網代に戻った按針は虎永から「旗本」の位を与えられ、戸田広松を祖父に持つ宇佐見藤(穂志もえか)を正室(妻)に迎えた。そして虎永は、按針に西洋式の砲術を兵に教えることを命じ、網代を離れる。
按針は、慣れない日本語を操りながら兵と修練の日々を過ごすが、ある日、五大老の使者が網代を訪れる。大坂城への出頭を命じる使者と、家臣の樫木藪重(浅野忠信)、按針たちの間に緊張が走る。絶体絶命の危機の状況に置かれる。
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