伊野尾からファンへの思い「幸せにできたらいいな」
作品名にちなみ、ハネムーンに行くとしたらどこに行きたいかという質問が来ると伊野尾は「ハネムーン・イン・ベガスをやっているので、ラスベガスに行きたい。すごい華やかなので。ラスベガス行ってハワイ行って、ハネムーン・イン・ベガスと一緒のところにいきたいです」と頭の中は作品一色のよう。また、自身の結婚について聞かれると「僕もいつかは結婚したいなという思いはもちろんありますけど、この作品で出てくるお母さんの呪いじゃないですけど、僕にもやっぱりファンの方々の呪い…(笑)。いや、ファンの方々の“思い”があるので、ファンの方々をもう少し幸せにできたらいいなというふうに思っています」と、劇中の母の姿と照らし合わせたジョークを飛ばしつつファンへの思いを語った。
新社会人に「チャレンジをしてほしい」
4月ということで、新社会人に向けてのメッセージをお願いされた伊野尾は「新しいことにチャレンジするのって、すごい勇気がいること。僕もそうですけど、だんだん年齢を重ねていくと、新しいことがどんどん無くなってチャレンジすることから逃げることも覚えてしまうと思うんです。だけど、新社会人の方が4月から新しい環境になって、チャレンジができるということが、本当に楽しい今しかない環境だと思うので、すてきなチャレンジをしていただけたら。僕も30代でこういった日々新しい刺激がもらえる環境に身を置けたのは、本当にすごくラッキーなことだなというふうに思ってます」と自身の環境と照らし合わせたメッセージを送る。
最後に伊野尾は「僕にとっては初めてのミュージカルを皆さんに届けるというのはドキドキですけど、見に来てくださった方々が楽しかった一日になるように、キャストスタッフ一同、頑張って公演を続けていけたらいいなと思います」と意気込みを語った。
◆取材・文・撮影=水沢あすみ