安藤政信が長ぜりふのシーンに苦戦
また、山崎が陰陽寮でのシーンについて「僕、全然せりふが少なくて、安藤さんがすごい長ぜりふだったので、『長ぜりふの間に、自分の短いせりふでミスれないな…』っていう緊張感がすごかったです」と告白。
すると、安藤が「このシーンは、俺のせりふ回しの見せどころで、監督から『ワンカットで全部見せるから』って言われて、ワンテイク目で(芝居が)結構良かったんですよ。俺が監督だったらOK出しているくらい。でも、監督は“優しい演出(という厳しい演出)”でOKを出さなくて。俺は『絶対今できてますよ!』って思ったんですけど、監督が『もう1回撮りたい』っていうんだったら役者としては受けて立たないといけないから受けて立ったんですけど、そこから大失敗に…。(なかなかOKが出ず)そこから2時間半くらい(時間が)押したんです。賢人も『逆に失敗しちゃいけないな』と思って、緊張感と緊張感のぶつかり合いで…」と撮影を振り返っていた。
◆取材・文=原田健
※山崎賢人の「崎」は立つさきが正式表記
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