「ファントムハイヴくん」呼び、セバスチャン&シエルの師弟関係に注目
本作の注目すべきところといえば、セバスチャン・ミカエリス(CV.小野大輔)とシエルの関係性があげられる。2014年放送のアニメ「黒執事 Book of Circus」では二人はサーカス団に団員として潜入し、“同期”のような関係性だった。そして今作は「寮監」と「寮生」の“師弟関係”ということで、作中ではお互いを「ミカエリス先生」「ファントムハイヴくん」と呼んでいるのだが、第2話では二人の掛け合いも多く、その関係性が色濃く出ていた回となっていた。第1話でも視聴者の興味を引いていたが、「主従関係」ではありつつも、学校というコミュニティに属し、その師弟関係色が強く出ていることで、元来の「黒執事」という概念を覆された方も多いようだ。
おなじみのキャラクターたちの登場にファン歓喜
「黒執事」シリーズではお馴染み、シエルの婚約者であるエリザベス・ミッドフォードの兄、エドワード・ミッドフォードが寮弟として、またストーリー終盤にソーマ・アスマン・カダール(CV.立花慎之介)が再登場を果たした。二人の登場には「ミッドフォードもソーマも久しぶりー!」「ソーマ様令和でも大変可愛らしゅうございますね」「エドワード・ミッドフォードくんが動いて喋ってるし、それを山下誠一郎さんがツイートしてくれてるんですが」と歓喜の声が寄せられた。
ソーマの登場でこれからのストーリーが賑やかになることは間違いないだろう。新キャラクター&再登場キャラクターが加わった寄宿学校編。今回、トラブルメーカーの如く登場したモーリス・コールの存在が今後どのような形でシエルたちに作用していくのか、必見だ。
◆文/笹本千尋
▼ABEMAで「黒執事 -寄宿学校編-」を見る
https://abema.tv/channels/anime-live/slots/9ou5fYNaJYUggf