川栄李奈が大泉洋の「紅白で歌うのが夢」発言を暴露
また、川栄が「大泉さんと菅野さんと、役者としての大先輩と近くで家族としてお芝居ができたのがすごくうれしかったですし、菅野さんのこの明るさと若々しさが本当に見習いたいなと思いました」という先輩の二人について語る場面も。
大泉については「大泉さんは、ちょっと話は変わるんですけど、『俺は紅白で歌うのが夢なんだ』って突然語られていた時があったんですね。で、その後に本当に紅白で歌っていらっしゃったので…」と、撮影中に歌い手として「NHK紅白歌合戦に出たい」と言っていたと暴露。
「(口にした)その年に歌って出られていたので、言霊って大事なんだって。こういう強い気持ちを持って生きていくことで夢に近づけるんだっていう、なんか人間的な部分で学びました」というエピソードを披露。
「そんなこと言ったかな? 恥ずかしい話です」という大泉だったが、質疑応答で「この壁は乗り越えられないなと思いながらも頑張って乗り越えた体験談」を聞かれると、「やっぱり乗り越えたなっていうのは…この間の紅白で歌手としての出演でしょうか」と自ら語り始める。
「ぶっちゃけ、やっぱり司会に比べたら、自分の出番だけ行ってパッと歌って帰ってくりゃいいんだろうとか思っているところございまして。『今年の紅白は暇だな』と思っていたんです。で、福山さんから『緊張するから、絶対緊張するから(出番前に)紅白は見ちゃいけない。待ってる間見ちゃいけない』って言われたんです」と福山雅治からアドバイスを受けたと話す。
「ところが、台本に(司会の)有吉(弘行)さんから『大泉さん、我々の司会ここまでどうですか?』って質問がある(って書いてあるんです)。見なきゃいけないですね、自分の出番まで。仕方ないから見た。そしたら福山さんの言う通り、見てるそばから緊張していくんです。『おっと、これやばいかも』って思って。もう歌う直前、結局とんでもなく緊張して、もうガクガクになっちゃって。それでいよいよ私が歌う直前のトーク部分になったら、時間が押しちゃったから私のその質問カットになって。じゃ、俺はただただ緊張するのに見ただけの人になっちゃって。死ぬほど緊張の中で歌って。あれは乗り越えましたね」と振り返り、「すいません、一つも映画と関係ない話を」と謝りながらも、会場を爆笑の渦に巻き込んだ。
これからは“宣伝ファミリー”に
会見の最後は、見に来る人へのメッセージで締めくくるのが通常だが、この日は家族決起会見ということで、映画公開に向けて父・大泉が家族キャストに向けてメッセージを送る。
「いよいよね、我々が魂を込めて撮った『ディア・ファミリー』が、あと2カ月で公開されます。これからはね、この素晴らしい物語を少しでも多くの方に見ていただけるように、我々家族で頑張っていこうね。これから我々は“宣伝ファミリー”となってね、それぞれみんなが仕事を抱えてるかもしれない。しかし、そこは頑張って宣伝していこうじゃないか。(川栄は)千と千尋(の神隠し)で大変かもしれない。でも、休みの日は全部宣伝だ! これから公開に向けて、まだまだ頑張っていきましょう」と呼び掛けた。