枠にとらわれない“黒木”という人間を作り上げられたら
――その中で竹内さんが演じるのは、黒木正興という刑事です。「ニコニコしながら話すが目は笑っていない」「腹の底で何を考えているか分からない」という説明もありましたが、ご自身ではどのように受け止めていますか。
言えないことも多いですが、すごくやりがいのある役だなと思っています。台本を読んでいくうちに、どんどん自分の中でイメージが広がってすごくワクワクしましたね。もちろん刑事という職業はリスペクトしながら、刑事という枠にとらわれない自分なりの“黒木”という人間を作り上げられたらいいなと思っています。
――枠にとらわれないというのは、どういった部分で表現されていますか?
僕が黒木という人間を演じるときは、社会の一般的なルール…こういうことをした方がいい、してはいけないというのは分かった上で、一旦置いておくようにしています。それが演じていて楽しいんですよね。
何を考えているか分からないとありますけど、自分の中では彼の目的、行動原理はものすごく明確です。ではなぜ、何を考えているか分からないのかというのは…ドラマを見てもらうと分かると思います(笑)。
――PR映像では、サングラス姿も印象的でした。
スタッフさんとみんなで選んだのですが、サングラスというアイテムは、めちゃくちゃ使えるんですね。心情の変化の表現や、相手との駆け引きの場面でもそうですし、劇中のすごくいいタイミングで使わせてもらっていて、サングラスに助けられているシーンもたくさんありますね。
TCエンタテインメント