グローバルボーイズグループ・NEXZ(ネクスジ)初の単独リアリティー番組「デビュー準備クラス＜CLUB NEXZ＞」が配信中だ。NEXZは、ソニーミュージックとJYPによる日韓合同オーディション・プロジェクト「Nizi Project Season 2」で選出されたYU(ユウ)、TOMOYA(トモヤ)、HARU(ハル)、SO GEON(ソ ゴン)、SEITA(セイタ)、HYUI(ヒュイ)、YUKI(ユウキ)による7人組。同シリーズでは、今後彼らが本格的にアイドル活動していくにあたって直面するであろうさまざまなハプニングを、“事前に体験”することでデビューに向けて準備を整えていく姿が公開されている。初回は突如用意された“疑似”記者会見の場に困惑しながらも奮闘するメンバーの初々しさが映し出され、思わずキュンとさせられた。(以下、ネタバレがあります)
初の“模擬”記者会見に必死に食らいつくメンバーたち
「NEXZ」とは“Next Z(G)eneration”を意味しており、「Nizi Project」から誕生した証として“N” と “Z”を冠したグループ名が名付けられた。グループ名に込められた「新世代を切り開いていく」という願いの通り、デビューが決定した2023年12月15日時点のメンバー7人の平均年齢はわずか16.8歳。まさに、彼らは次世代を担う新人アイドルグループだ。
第1話冒頭ではグループ結成3カ月がたち、彼らは胸を躍らせながら韓国・ソウル市内にあるスタジオへと向かう。そんな7人を待っていたのは、大勢の報道記者たちと会見をイメージさせるようなテーブルと椅子のセットだった。
MCのユ・ジェピルの進行の下、突然スタートしたフォトセッションタイムに驚きを隠せないメンバーたち。「恥ずかしい」と言いながらも定番のハートポーズを見せたり、パク・ジニョンプロデューサーのポーズを取ってみたりと必死にやり遂げるメンバーの姿は、思わず応援したくなる。
2023年12月18日にプレリリース楽曲として「Nizi Project Season 2」のファイナルステージで披露した楽曲「Miracle」を配信した彼らだが、正式なデビューに向けた準備は始まったばかり。アイドル活動をしていく中で通る何もかもが彼らにとっては初体験となり、そんな初々しい姿が多く映し出された。
緊張しながらも彼らは自己紹介、そして記者会見では恒例の質疑応答タイムに臨む。HYUIのボイスパーカッションに合わせてHARUが持ち前のダンスパフォーマンスを披露して会場を盛り上げ、ビジュアル担当のYUは、自身もファンである大先輩のBTS・JUNG KOOKに「もし会える機会があればお会いしたいです！」とラブコールを送る一幕も。
また「もし他のアイドルグループとコラボするなら、BTSかStray Kidsのどちらか」という、答えにくい質問に対して躊躇(ちゅうちょ)するメンバーが多い中、リーダーのTOMOYAがすかさずマイクを握り「無条件でStray Kids先輩です！」と応える頼もしい姿も見せた。
「デビューする時はもっと余裕を持とう」とメンバー同士で鼓舞
後半には同番組の概要が明かされ、第1ミッションの「難解な撮影に備えよう」に向けて動き出す。
どんな状態でもアイドルはかっこよくあるべきというポリシーで、メンバーたちは難解なアイテムを持って番組のポスター撮影に挑むことになる。
一方で、記者会見が終わり「もっと自然にすべきだった」と悔しがるTOMOYAや「デビューする時にはしっかりと余裕を持ってできるようにしよう」と声を掛けるHARUなど、初めての記者会見の反省点を振り返る真摯(しんし)な姿も垣間見える。
第2話では、3つのチームに分かれ、ポスター撮影に使うアイテム獲得を懸けたゲームバトルの様子が映し出される。そして7人は韓国の若者に人気のスポット・聖水洞(ソンスドン)を駆け巡りながらミッションクリアを目指すことに。大ブレイク後には外での撮影が困難になることも多く、新人時代の貴重なメンバーの外ロケ模様や彼らのチームワークにほっこりさせられる。
「デビュー準備クラス＜CLUB NEXZ＞」は映像配信サービス「Lemino」にて、毎週日曜に1話ずつ最新エピソードを配信中(全6話)。
◆文＝suzuki
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