石原さとみ「『何その優しさ~』って!」
――亀梨さんのイケメンな部分を感じた瞬間は?
石原:優しさや思いやりから来るイケメン度が高い方だなと思うんですけど、あるシーンの撮影を私の事情で延期しなきゃいけなくなった時がありまして、申し訳なく思いながらお伝えしていたら、「あそこのシーンは時間がたってから撮りたかったから(延期になって)良かった」って言ってくれて、「何その優しさ~」って! そういうことがたくさんある方です。
――石原さんのかわいい部分などグッと来た瞬間は?
亀梨:“かわいい”は日々ですし、何より長年ずっと第一線で活躍されているのが腑に落ちるところがたくさんありました。現場での居方であったり、作品に向ける熱量であったり、メリハリの素晴らしさも。だらっと熱く長くではなく、瞬発的に必要なエネルギー対する向き合い方と抜け方の緩急はすごいなと思いました。
石原:そういえば、真樹の部屋で2人がキャッキャしているシーンで、亀梨さんがモニターを見つめて「さすがだな」ってずっと言ってたんですよ。
亀梨:そうそう! さすが石原プロなんですよ。本番では亀梨じゃなく真樹として受けているから、亀梨の感覚に戻ってモニターを見た時に「やっぱすげぇな!」と思って。男性からもそうだけど、女性からも「かわいい」「きれい」って言われる方じゃないですか。それが納得できるっていうか。もうね、なんて言ったらいいんだろう…。とにかくすごいんですよ(笑)。
石原:何それ! 語彙力…。
亀梨:亀梨で受けられなかったのが、ちょっともったいなかったなと。「カメラテストの時くらい、2割くらい亀梨を残しておけば良かったな」って思いました。
――第5話の見どころをお願いします。
亀梨:第1部の完結というところで、この第5話から新たに最終回に向けて大きな流れが生まれる中でのスタート地点になるので、ここはしっかり楽しんでいただけたら、より一層最終回に向けて作品を深く楽しんでいただけるんじゃないかと思います。ぜひご覧ください。
石原:第5話は、真樹と貴志(安藤政信)と奏の3人がそろうシーンがあるんですよ。もうヒヤヒヤなんですけど、そこを見てほしいですね(笑)。あと、事件の真相のある部分が明らかになるのですが、それが分かった上で「ここから最終回に向けてどうなっていくんだろう」と勢いづくところで結構重要だと思うので、ぜひ見てほしいです。
◆取材・文=原田健
ジェイ・ストーム
発売日: 2023/08/18
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