遥斗がとっさに明日香に願ったことにキュン
遥斗を街で見かけた翔は病院へと走り、明日香にそのことを教えた。明日香がすぐさま向かうと、橋の上にたたずむ遥斗。雨が降り出した中、へたり込んだ遥斗は泣きながら「生きてる価値あんのかな…」と弱々しくつぶやく。そんな遥斗を明日香は黙って抱きしめた。
視聴者の心をとらえたせりふがあったのは、その後、病室に戻ったときのことだ。「生きてる価値あるよ」「戻ってきてくれて、ありがとう」と手を握りながら語りかけた明日香が立ち上がると、遥斗が明日香のTシャツの裾をとっさにつかんだ。
「もう少し、いてほしい」。
この言葉にSNSでは「心臓ギュッとなった」「記憶ない中でこんなこと言われたら泣いちゃう」「本能かな」「キュンキュンした」などと大きな反響に。
記憶を失って、周りにいてくれる家族、友人の顔も分からず、表情まで失っていた遥斗。明日香が恋人だと聞いても敬語で話していた中での出来事だ。SNSの投稿のように、本能なのか明日香に何かを感じて気持ちがあふれ出たのだろうか。ラストではキャッチボールをして父・輝彦(北村一輝)を思い出す様子が描かれたが、明日香と遥斗の未来に期待せずにはいられない。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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