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浅倉大介と10年ぶりの共演も! 西川貴教が地元・滋賀県で2度目の野外フェス開催

2010/09/28 23:27

2日目のT.M.Revolutionのステージには浅倉大介のサプライズ出演。会場には悲鳴のような大歓声が起こった
2日目のT.M.Revolutionのステージには浅倉大介のサプライズ出演。会場には悲鳴のような大歓声が起こった

T.M.Revolution・西川貴教が、9月18、19日の2日間にわたり、地元・滋賀県で大型野外ロックフェス「イナズマロック フェス 2010」を開催、2日間で合計3万人を動員した。同フェスは'08年に「滋賀ふるさと観光大使」に就任した西川が、「音楽を通じて地元に恩返しがしたい」と話したことから'09年に実現。地元からの熱い要望もあって2年連続の開催となった。

会場となった琵琶湖畔の草津市・烏丸半島芝生広場には、琵琶湖を背に巨大なメーンステージが組まれ、入場無料エリアには滋賀のご当地グルメや物産が並び、全国から“ゆるキャラ”が集まるイベントも催された。また、各アーティストのステージ転換の間には、滋賀県出身のムーディ勝山や野性爆弾、海原はるか・かなた、TKOらお笑い芸人や、サンリオピューロランドから駆け付けたHELLO KITTYらが観客を楽しませたほか、MBSラジオ「ゴチャ・まぜっ!」「イマドキッ」の公開録音も行われた。

18日はオープニングアクトをIMALUが務めた後、嘉田由紀子滋賀県知事が開会を宣言。トップバッターにはことし10月末での無期限活動休止を発表した大黒摩季が登場し、ヒット曲メドレー「チョット~DA・KA・RA~あなただけ見つめてる」を含む全5曲を熱唱。「夏が来る」の前には、「独身者、手を挙げて~! (会場を見渡して)多過ぎる~(笑)!」と返したり、「絶対(夏は)来るからね~!」と客席にエールを送るなど、短い時間ながら大黒の魅力が凝縮されたステージだった。

2番目のTHE イナズマ戦隊は「応援歌」「合言葉~シャララ~」など、真っすぐ胸に届いてくるロックナンバーで熱く盛り上げ、3番目のORIGINAL LOVEは田島貴男の弾き語りによる「プライマル」「接吻」で観客を引き込み、最後はCM曲で話題になった「ボラーレ!」で会場を1つにした。4番目には2年連続出演のTETSUYAが、最新シングル「LOOKING FOR LIGHT」や11月にリリースする「lonely girl」を含む全5曲を披露し、衣装や演出を含めポップでカラフルなステージングを見せた。

5番目には、こちらも2年連続出演となる滋賀県出身のバンドUVERworldが「GOLD」や、9月15日発売の新曲「クオリア」など9曲を演奏。「滋賀でやるといろんなことを思い出す」と話したボーカルのTAKUYA∞は、小さいころに抱いた夢や、11月23日(火・祝)に行う初の東京ドームライブについての思いをMC。メンバーの強い思いと今のバンドの勢いが伝わってくる熱いライブを繰り広げた。

トリを飾ったのは西川がボーカルを務めるバンド、abingdon boys school。「JAP」「HOWLING」「PINEAPPLE ARMY」など、エネルギッシュなライブで会場をグイグイと引っ張り、「蒼焔-SOUEN-」ではUVERworldのTAKUYA∞、克哉、彰も加わってのセッションで客席を沸かせた。また、アンコールで披露した黒夢のカバー曲「少年」では、黒夢の清春がサプライズで登場。夢の共演に会場も大喜びだった。西川は感慨深い表情で「この瞬間を迎えられるのも、集まってくれた人とスタッフのおかげ。ありがとう」と何度も感謝の言葉を述べていた。

2日目の19日は、7月にニューアルバム『エンジン』をリリースしたバンド、ジンによるオープニングアクトに続いて、橋川渉草津市長が開会宣言。1番目の土屋アンナは、CMソングでおなじみの「HEY YOU!」をはじめ、「Brave vibration」など、気さくなキャラクターと存在感のあるクールなパフォーマンスで魅力を振りまいた。続いて登場した植村花菜は、「音楽はアコースティックやけど、心はロックなんで」と語り、「ミルクティー」や「キセキ」などを演奏。約10分にも及ぶ話題の曲「トイレの神様」ではそれまでの空気が一変し、植村の心を込めた歌声に観客はじっと耳を傾けていた。

続いて登場したのはDAIGOがボーカルを務めるバンド、BREAKERZ。「SUMMER PARTY」「灼熱」といったノリのいいヒットナンバーのほか、琵琶湖にちなんで(?)サザンオールスターズの「TSUNAMI」を桑田佳祐風に歌ったり、「滋賀県でライブできるなんて、うれしウィッシュ」など、DAIGO節さく裂のMCで会場は大喜び。4番目は1日目にもゲスト出演した清春率いるバンド、サッズが登場し、最新アルバム『THE 7 DEADLY SINS』からのナンバーを中心に全10曲を演奏。「琵琶湖をブラックホールにするために来ました(笑)」などと独特のMCを挟みつつ、ダークで激しいステージでその存在感を見せつけた。

続いて、フェス参加が発表された時から話題となっていた郷ひろみが登場。郷は「いつもと違うオーディエンスなので、すごく新鮮。できるだけ皆さんが知っている曲をお送りします」と、「2億4千万の瞳~エキゾチック・ジャパン~」「お嫁サンバ」「GOLDFINGER 2001」など、歌、ダンス、トーク…とノンストップのパフォーマンス。ステージの端から端へと走り回り「これぞスター!」というオーラに満ちあふれたステージは圧巻だった。

2日間の大トリを飾ったのはT.M.Revolution。最新シングル「Naked arms」から「蒼い霹靂」「WHITE BREATH」と立て続けに歌った後、新曲「Pearl in the shell」を披露。ここではT.M.Revolutionの作曲・編曲を担当する浅倉大介がおよそ10年ぶりにT.M.Revolutionのライブに出演するという演出があり、思いがけないサプライズに感極まって涙するファンも続出。アンコールにはこの日40歳の誕生日を迎えた西川を祝うために、西川をモデルにしたキャラクターのタボくんやHELLO KITTYのほか各地の“ゆるキャラ”、さらにサプライズゲストとしてHOME MADE家族のMICROが駆け付け、MICROと共に「Lakers」を披露した。最後は西川の口から「また来年会おうぜ」と、'11年の「イナズマロック フェス」開催宣言も飛び出し、熱い2日間を締めくくった。

なお、このフェスの模様は11月27日(土)、28日(日)にCS放送のフジテレビNEXTにて放送される。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

「イナズマロックフェス2010」
11月27日(土) 夜6.00-9.00
11月28日(日) 夜6.00-9.00
フジテレビNEXTで放送

画像一覧
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  • 2日目のT.M.Revolutionのステージには浅倉大介のサプライズ出演。会場には悲鳴のような大歓声が起こった
  • 【写真】1日目のトリはabingdon boys school。ハードなナンバーを中心にパワフルなライブを展開
  • 初日のトップバッターは大黒摩季。「イナズマのように盛り上げます!」と会場を一気に勢い付けた
  • UVERworldのボーカルTAKUYA∞は「俺たちは日本のUVERworldだ!」と力強く宣言
  • 選曲からMCまでサービス精神たっぷりのステージで会場を魅了した郷ひろみ
  • BREAKERZのライブ開始直後パラついた雨は次第に止み、DAIGOは「雨吹き飛ばしたね!」と笑顔に
  • 爽やかな歌声と気さくな関西弁のMCで会場を和ませた植村花菜
  • 2年連続出演のTETSUYAは「LOKKING FOR LIGHT」など全5曲を披露
  • サッズ・清春は「もっと盛り下がって」など独特のMCを。それに反して観客は熱狂!
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