<下町ロケット>吉川晃司に“理想の上司像”を見た!「財前部長」トレンド入りで“ロス”の声も
阿部寛主演のSPドラマ「新春ドラマ特別編 下町ロケット」(TBS系)が2日放送され、「下町ロケット」第2シリーズが完結した。視聴者が期待した”スカッとしたラスト”が用意され、SNSでは「感動した」「泣いた」の声が続々!中でも、終盤にドラマを大きく動かした吉川晃司演じる帝国重工・財前部長の決断力と信念が共感を呼び、「カッコいい!」「こんな上司の下で働きたい!」と大反響を呼んでいる。(以下、ネタバレがあります)
12月23日に放送された「下町ロケット」最終回で主人公・佃公平(阿部)たちは帝国重工とタッグを組み、無人トラクター「ランドクロウ」の商品化へとこぎつけた。
だが、佃たちを敵対視するライバル社・ギアゴーストらの無人トラクター「ダーウィン」が一足先に発売されたことで、販売台数で大きく後れを取る格好に。ダーウィンとの一騎打ちは「特別編」へと持ち越されていた。
財前部長「全責任は私が取る」
そんな最終回の放送から10日。年をまたぎ、異例ともいえる最終回直後の「特別編」が2日、放送された。
帝国重工と佃製作所は、無人トラクターに続き、無人コンバインを開発。さらに財前は、要請を受けた自治体に無人コンバインのキャラバンを派遣するプロジェクトの構想を進めていた。
そんな中、殿村(立川談春)の田んぼがある新潟・燕市に台風が接近。台風が直撃する前に稲を刈り取らないと、田んぼは全滅してしまう。殿村は早めに稲刈りを始めていたが、ランドクロウを「まともに動くのかねぇ」とバカにしていた”ダーウィン派”稲本(岡田浩暉)の田んぼはまったく手付かずのまま…。
「財前さん、キャラバンをこちらによこしてくれないでしょうか」という佃の無茶な頼みを聞いた財前は、一瞬の間を置いて「わかりました」と返答。「ただちにキャラバンを燕に移動する。全責任は私が取る。すぐにかかれ」と言い放った。
キャラバンで稲本の田んぼを助けることは、帝国重工にとって1円の得にもならない。さらに、独断でキャラバン派遣を決めることは財前自身の立場をも危うくする。それでも、財前は「我々の力を必要としている人がいるんです。看過することはできません」と英断を下した。