佐藤仁美、妻役での経験は「今年、来年くらいには生かしたい」
3月3日(日)からNHK BSプレミアムで放送される「我が家のヒミツ」(夜10:00-10:50)の試写会が行われ、佐藤仁美、田中直樹、永井大らが登壇した。
同作は奥田英朗の小説をもとに、夫婦の日常をオムニバス形式で描いた「我が家の問題」(2018年、NHK BSプレミアム)の第2弾。
今回が連続ドラマ初主演で、さらに一人4役で妻を演じる佐藤は、「一人で4役やるというプレッシャーの中で撮影に挑んだのですが、本当に夫役の皆さんがいい方で、現場もとても楽しかったです」とコメント。
そして、「結婚する前に(妻を演じるという)いい経験をできたなと思って…(笑)。今年、来年くらいにその経験が生かせたらなと。誰かいたら紹介していただければと思います」と記者に呼びかけ笑いを誘う。
3月3日(日)放送の第1回に登場する田中は、ネットオークションで高評価を得ることに快感を覚える妻を持つ夫役。
「まさにSNSでイイネを押してもらえると嬉しくなるというような…。今の時代とマッチしていますよね! とSNSを一切やっていない僕はそう感じました」と茶目っ気たっぷりに見どころをアピールした。
実生活で2児の父である永井が演じるのは、3月17日(日)放送の第3回で妊娠中の妻も持つ夫。
撮影中は実際に第二子誕生を目前に控えており、妊婦役の佐藤からさまざまな質問を受けていたという。
永井は、「リアルに臨月や出産前の奥さんと実際に接していて、現場にももう間もなく出産する妻がいるという、不思議な感覚でした」と撮影中の心境を明かした。
4役それぞれのキャラクターが異なり、苦労もあったという佐藤。
「第1回では、監督から『もっとゆっくり話して』と言われたのですが、それは自分にはないところだなと…。だから小倉優子ちゃんを意識しました。『優子ちゃんってよくこうしているな』という感じで演じていきましたね」と役作りについて語る。
そんな佐藤の演技を夫役の2人は絶賛。
田中は、「バラエティーでご一緒させていただくこともあり、男前で裏表がないという印象を持っていました。それが、第1話ではおっとりとした奥さんで、とてもリアルに演じられていて…。もちろんお芝居ですが、どれが本当の佐藤さんなのか分からなくなるくらいでした」と佐藤の新たな一面に気づいたそう。
永井も、「お芝居するときのスイッチの入り方がすごいと感じました。芝居のキャッチボールがうまくできるように言葉はもちろん、感情もしっかり投げてくれる」とその女優魂に感激した様子だった。
そして夫役2人からの熱烈な褒め言葉を聞いた佐藤は、「とってもありがたいですね、そういう目で見ていたんだと…。私のこと好きなのかな?って思います」と冗談交じりに回答し、会場を沸かせた。
3月3日(日)スタート
毎週日曜夜10:00-10:50
NHK BSプレミアムで放送
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