とても雰囲気がいい現場だった
多部さんはとても穏やかな方なので、自分からあまり冗談を言ったりするようなことがないのですが、ムロさんを中心に多部さんを笑わせようと計画したり、それをそばで見ている仲さんがコロコロ笑っているなど、とても雰囲気がいい現場だったのが“うれしい誤算”でもありました。
「真面目な内容のドラマだからきっと現場もピリピリしているんだろう」という先入観が吹き飛んだというか。すてきな現場でした。そういう意味でも小栗さんの現場を引っ張っていく力はすごいなと感じました。
小栗さんが格好良いのはもちろんなんですが、インタビューで小栗さんがおっしゃっているようにムロさんもハンサムだと僕は思います。
35年前にチャーリーを演じたのは沢田研二さん。当時、(沢田さんは)色気の絶頂期にありましたよね。そんなチャーリーのイメージが僕にはいつもあって、ムロさんは沢田さんの色気に似たところがあると常々感じていました。
同じことを小栗さんも感じていたんだと対談で知って、“意外な発見”にうれしくなりました。
あとは、(小栗さん、ムロさんの)対談の中でも述べられていますが、ここまで出演者の皆さんが英語にこだわってくれるとは思わなかったです。これも“うれしい誤算”の一つです。
小栗さんなどは足掛け2年くらい今回の作品の英語を練習してくれていたのではないかと思いますし、少ししかしゃべらない役柄の仲さんや池田エライザさんなども、演技を完璧にしようと自主トレーニングを重ねてくれたことはありがたかったです。
それだけ真剣にこの作品に取り組んでくれた証だとうれしく思っています。その辺りの真剣度合いもこの作品の見どころではないかと思います。
視聴者の皆さんも、それぞれの“意外な発見”や“うれしい誤算”を見つけていただきたいです。
3月23日(土)、24日(日)夜9:00-11:24
テレビ東京系で放送
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