小池栄子&鈴木保奈美、激しいバトル「もっとやりたかった」
木村演じる久免は、吉宗が将軍となる前の紀州藩主からの側室であり、血のつながらない3人の子どもを愛情深く育てた人物。
木村は、演じる上で「(久免は)最初から妻として大奥に入っています。血がつながらなくても3人の子どもがいて、愛情をかけてくれる上様がいて、陽の光をたくさん浴びて育った人。そういう人を、強くたくましく華やかな世界で生きている人たちが見たときに、ドロドロっとした感情を抱いてくれればいいなとおこがましくも思っていました」と考えていたそう。
小池と鈴木は、それぞれ第6代将軍・家宣の側室・月光院(小池)と正室・天英院(鈴木)として、大奥No.1を巡って激しく対立する役どころ。
2人から「もっとやりたかった」との声が上がり、小池は「きれいなお声で嫌味をぶつけてくるので、かなわないなと。一度(目線を)ロックされたら凍りつきますので、それだけ存在感、迫力があるんだなと拝見していました」と尊敬のまなざし。
鈴木も「廊下から月光院様がこちらを見ていて、もう目が落ちそうで『うわぁ、こわぁ~…!』って(笑)」と、小池の眼力に圧倒されていた。
最後に、木村は「今回の作品は“家族”がテーマ。皆さんが知っている大奥の愛憎劇とは、もしかしたらちょっと違うかもしれません。今の時代に大奥がないというのは、今回の最終章のように『みんなで幸せになろうよ』と立ち上がった人がいたからかな?というふうに想像しながら見ていただければ。夜8時から、みんなで大炎上できればと思います」とアピールした。